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正攻法

ウェイトタロットの小アルカナ

ソードの7番

についての備忘録です

真ん中の人物は見るからに「何か泥棒してるでー」なのに
色調は全体的に黄色い(←祝福とかめでたい暗示)色のカード

細かいカードの解説はネットでも専門家のかたが沢山なさってるので
解説をしたい訳ではなく

このカードのキーワードの1つに

良くも悪くも
「狡猾」

「知略、策略」
良くも悪くも

というのがあると思いますが
(この「良い意味でも」が黄色に繋がるのだと思っています)

この
「良い意味での狡猾」
というワードで私が真っ先に浮かぶのは

約20年前の名作アメフト少年漫画、『アイシールド21』

影の主人公
「蛭魔 妖一(ひるまよういち)」氏です。

蛭魔氏は

wikiから要約抜粋&補足解説させていただくと

『通称「ヒル魔」。泥門デビルバッツ(←泥門(デーモンと読む笑)高校のアメフトチーム名)の主将、そして本作の裏主人公。
小早川セナ(←主人公、気が弱く子供の頃からパシらされていたため足が異常に速い)を無理矢理アメフト部へと入部させた。悪魔的なまでの才知を持つ、泥門高校最凶の外道。逆立った金髪(小学生時代は黒髪)、妖怪か魔物のように尖った耳、裂けたように大きな口元からは鋭い牙のような歯が覗く。携帯電話を何台も持っている。』


という方で、とにかく頭が切れます。マンガのキャラクターらしく、
ポーカーとかやると
ゲーム中に出たカードとか全部記憶しててあと山の中に何のカードが残ってるかわかるタイプ

アスリートとしてはそこまで身体能力が高くなく、
そこを知略謀略でカバー、という面もあります。

ここもマンガならではの設定
「脅迫手帳」
という武器を駆使し
雑多な事でアメフト部の運営を邪魔するものはそれで脅迫して黙らせる、
という恐ろしい一面を持ちながら
アメフトに対してはとてもとてもストイックです。

これも少年マンガらしく
泥門デビルバッツは弱小チーム、つまり

いわゆる「ジャイアントキリング」マンガ
でして

蛭魔氏の天才的な作戦であまたのエリート強豪に勝利していく。

というストーリーですが
(なので、気が弱くいじめられっこであった主人公セナのアメフト選手としての成長ストーリーでもありますが
実質主人公は蛭魔氏という声が多いのも納得)

そこで
ソード7に話が戻りますと
その「逆位置」の解釈の1つとして

『「策」を捨てて「正攻法で」物事に向き合う時が来た(要約抜粋)』

という解釈もあるらしく

その解釈例を見たときに

反射的に脳裏で

そういうデコボコチームを1人で背負って切り盛りする事から解放されて、
もっと自由にアメフトを楽しんでる蛭魔氏の姿を妄想して
(というか最終回付近にそういう蛭魔氏の姿はありますが、おまけエピソード的な感じで描写は少ない)
目頭が熱くなった

という

個人的な萌え話なのですが、、、

だって

蛭魔氏は別に好きで策に走っている訳ではなく(もともとトリックプレーが好きな部分もあるけれど笑)

中学時代にアメフトにハマったけれど

中学からのアメフト仲間で親友である栗田君が、
巨漢で力は人一倍あるけれど
スピードと頭脳に難があり、希望していたアメフト強豪高校に推薦入学できなかったため

(蛭魔氏は1人でもその強豪高校に受験で入る事ができたが、偏差値も高い学校だったため受験だと栗田君がそこに入れない)

彼につきあって
そもそもアメフト部もない高校に入学
1からアメフト部を作る

なので部員は
助っ人とか素人とか、
足が速い、とか怪力とか、一芸はあるけれどあとはダメダメm(__)m。とかの
まあまあの人員不足

という状況でも
全国大会で勝つために
やっていたことなので

恵まれた環境で、正攻法でやれるならやりたいしできる人なんです

なので
やれるならどこまでも高みの場所でやりたいので
決して頭脳頼みな訳でなく
自身の身体能力の不足をカバーするためにも
というか
ただアメフトが好きなので、アスリートなので、だと思いますが
日々の肉体の鍛練、アメフトの練習も欠かしません

そんな、魅力的なダークヒーロー蛭魔氏の名言、名シーンはあまたありますが

大好きな名言の1つ

『いくら奇策珍策練ろうが結局最後に物を言うのは基礎トレ(23巻)』

そんな蛭魔氏をチームメイトよりむしろ
彼と対戦してきたライバルの方が理解していたりして

『(蛭魔は)いつも好きで奇策をやってる訳じゃない、
ルーキーが強豪に勝つためのやむ負えないギャンブルなんだ(33巻)』

と蛭魔について語る

などなど、、、
とにかく泣ける、、、、、、

そんな感じで私にとってソード7は蛭魔 妖一氏のイメージが強い、
という事をふまえまして

私自身のケースになると
先日、
自分の進路に関してソード7の逆が出て
解釈例を模索してたときに

その
『「正攻法」で向き合う時が来た』
という解釈例を知り

先の蛭魔氏の妄想が浮かんだのと

それとは別に

私はじっくりコツコツと、地道に、という正統派な感じで1つの事に取り組む事ができず、
その場の対処で生きてきてある種のこずるさ
を身につけてきた部分もあるので
(人生目の前の事に対応するだけで精一杯の部分もあると思う)

もちろん同じ7と言っても蛭魔氏はまっとうな努力をした上での
「100万とんで7」くらいの知略家なので(少年マンガなので)
私のその場しのぎと比べるべくもないですが

でも
私自身も
ある程度環境が整ってきて

自分が本質的にやりたいことにゆっくり取り組めるようになったのかなあ、
とか
そんな事を思ったりして

『最後にものを言う基礎トレ』をコツコツとやろうと思いました。

という備忘録でした

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