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【旅】原宿・明治神宮
柔術の練習を終えて、原宿駅に着いたときにふと思い立ち、お詣りしてきましたので、日記がてら。
明治神宮の場所
JR山手線原宿駅のすぐ近く。 原宿周辺のあのエリアにこれだけ広大な森が広がっていることに驚きなんですが、原宿周辺がポジティブなエネルギーで包まれているのは、間違いなくこの明治の杜のおかげだと思います。
雨の日に原宿駅を降りたら、駅のホームで雨の日の森の匂いが漂っており、これもまた最高。
明治神宮の歴史
調べてみたら、創建は、1920年(大正9年)11月1日。100年ちょいなので、歴史は思ったより浅いです(すみません)。いや、関西人ですから、京都や奈良に行くと、1000年前から続いている寺社仏閣がそこら中にあるんですよ。そうなりますよね。
1912年、明治天皇は59歳でご崩御されました。今は神宮外苑となっている東京の青山で御大葬が行われ、京都南郊の伏見桃山陵に埋葬されています。その2年後には、後を追うように昭憲皇太后も亡くなられ、同じく伏見桃山東陵に埋葬されました。
これを受け、国民の間からは「お二人のご神霊をおまつりした神社」の建立を求める声が高まりました。それに応える形で、1915年に、お二人が生前よく訪れていた思い出の場所である東京の代々木に、明治神宮が建立されることが決まったのです。
「国民の声で作られた」という点に伊勢神宮や出雲大社とは少し違って、大衆の洗脳感というか、今ではにわかには信じ難い歴史(この辺が実際どういう空気感だったのかなどもっと知りたい)が横たわっているように感じます。さすが大日本帝国憲法における「統治権の総攬者」です。
歴史や成り立ちについてはさておき、都心にこれだけの建造物と森を作るためには長い時間と多くの人の甚大な努力が必要なこともは間違いなくて、そこは素直にリスペクトです。
ちなみに、どこが管理しているのかな、と調べてみたら、東京都神社庁。
(しかも、東京都神社庁が管理してる神社結構あるやん!え、もしかして税金投入されてるのか?政教分離とか大丈夫なんやっけ?文化財的な感じで?とか疑問は絶えませんが、時間の関係で割愛。)
鳥居から本堂へ続く道
原宿駅を出てすぐの初めの鳥居から本堂まで徒歩15分程度の道のりがあります。冬の寒さも相まって、凛とした独特の空気感があります。
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おみくじ
参拝を終えて、おみくじを引くことにしました。1回100円。大御心という名前で、引いてみると吉凶の結果は書かれていませんでした。
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「大御心(おおみごころ)」は、明治神宮独自のおみくじです。吉凶を占うおみくじではなく、御祭神である明治天皇の御製(ぎょせい=天皇の作られた詩文・和歌)93,032首、昭憲皇太后の御歌(みうた=皇后・皇太后・皇太子などのよまれた和歌)27,825首より、特に人倫道徳の指針となる教訓的なものを15首ずつ、合計30首選び、それに解説文英訳を付したものとなっています 。
なお、大御心の一覧は、こちら。
まとめ
原宿へは週2ペースで通っているにもかかわらず、足を運ぶ機会がなかった明治神宮でしたが、いざお詣りしてみると色々と発見があり、楽しめました。もっと歴史について知りたくなりましたし、次回訪れる際は、今回は行けなかった「清正の井」などにも行ってみようと思います。
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