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メトスショールーム

今回は本格的なサウナの話題です。注文住宅のあれこれを打合せする途中、どんなサウナを入れるのか、サイズはどうするのか等々を決めるため、サウナのショールームにも行ってきました。

ということで、今回は日本のサウナを代表する会社であるメトスのショールームに行ってきた話を書こうと思います。

メトスとは?

メトスとは、かつて中山産業という名称で、日本にフィンランドサウナを持ち込んだと言っても過言ではない会社です。メトスの沿革によると、昭和41年にフィンランドサウナを導入したそうです。フィンランドにもメトスという会社があり、かつてはフィンランドのメトスもサウナを作っていたようですが、現在はサウナ事業からは撤退しているそうです。現在は日本のメトス自身がサウナの製造販売をしています。

サウナの作り方を紹介する本には「中山産業」として登場していました。

日本国内のあらゆるサウナ施設の建築、製作に関わっているようで、銭湯や温泉施設のサウナに行くと、ひっそりと「メトス」と書かれているのを見つけることができます。

残念ながら、私たちがショールームを訪問した際に「よく行くサウナは?」と聞かれて答えたサウナはいずれもメトス製ではなかったようです。

先日、小田原にあるヒルトンホテルに滞在することがありましたが、そこのサウナはどうやらメトス製らしく、サウナ内に設置されている温度計に「メトス」と書かれているのを見つけることができました。もう少し早くここに行っていれば・・・。

メトスが取り扱っている製品は意外と幅広く、フィンランドサウナだけではなくて、よくある遠赤外線サウナだとか、岩盤浴なども取り扱っている他、暖炉や薪ストーブも主力製品のようです。住友林業とは薪ストーブで取引があるようで、お得意様というような印象でした。値引きもかなり頑張ってくれそうな予感がします。

メトスショールーム

メトスのショールームは、東京と大阪にあります。

残念ながら、現在はコロナ対応で閉鎖中とのことですが、東京築地のショールームに行ってきました。

直接ストーブにロウリュできるタイプのクリマ(2人用)とストーブが直接露出していないモリス(3人用)が体験できる他、たくさんの薪ストーブやら発売前の展示のみのサウナなど、幅広い商品が展示してありました。

直接ロウリュができるクリマ

注目は直接ストーブにロウリュができる「クリマ」というモデルです。フィンランドサウナといえばロウリュ!と思っているので、当然、このモデルを確認してきました。

ご覧の通り、小さなサウナストーブが置いてあります。

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事前に連絡していたので、サウナを暖めていてくださり、ロウリュの体験もできました。

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日本でロウリュができるサウナは本当に少ないので、久々に聞いた蒸気の音に感動してしまいます。

ちなみに、クリマは1人用から用意されており、このショールームに展示されていたのは2人用です。コンパクトなので、一般家庭でも設置できそうなサイズです。ここでいう、1人用、2人用のサイズというのはきちんと座って使用できる人数のことだそうで、2人用と指定されているモデルの場合、1人でゆったり座るのに丁度良いサイズとのことです。実際、2人用のベンチの幅は、平均的な成人男性1人が足を伸ばして座るのに丁度良いくらいのサイズでした。2人でも入れるし、1人ならゆったり使用可能という言葉通りです。夫婦2人でゆったり使用したいなら3人用がおすすめということになりますが、3人用あたりからは設置スペースの問題がシビアになってきます。地方なら良いですが、東京都心ではかなりシビアな問題です。

サウナストーブが露出しておらず、安心のモリス

モリスの方は写真を撮り忘れてしまいました。直接ロウリュができることを重要視するあまり、クリマにばかり興味が湧いていたんですね。

ストーブ位置やロウリュ以外に、クリマとの違いはサイズです。モリスは3人用が最小サイズなので、都市部では設置が難しいことが多そうです。ストーブは隠れた場所にあるものの、ロウリュをすることは可能です。ただし、ストーブが露出しているクリマに比べればやはりやや物足りない感じがします。

設置方法

このショールーム訪問には住友林業の担当者の方も一緒に来てくれました。設計士の方は設置スペースや搬入方法などを確認してくれました。なかなか素人にはわからない部分もあるので、一緒に確認してくれるのは非常に心強いところです。

サウナは洗面所兼脱衣室に設置する予定ですが、浴室は北側に設置されることが多いと思います。都心の狭小地では北側の斜線規制で母屋下がりが発生してしまうため、その点も設置方法と合わせて確認が必要です

一通り確認が終わったところで、設置費用が気になってくるところですが、それは後日見積りで、となりました。

薪ストーブ等々で住友林業とは取引があるので、かなり値引きは頑張ってくれるとのことでしたが、そもそも定価ベースで200万円くらいのものなので、果たしていくらになるのか。ウッドショックの影響もあるでしょうし、今後設置を検討する方とは見積額も異なると思いますので、ここでは公開しませんが、気になる方はInstagramやTwitterでメッセージをいただければお教え致します。

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