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【サウナ図解攻略】昭島 富士見湯

どうも、ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男ことササウナです。本当です。

最近とても運が良いのですが、ふと東京都昭島市にある「富士見湯」さんに寄ったところ、番頭のお姉さんが「今日(2023年7月25日)から展望スペースやってるのよ!」と教えてくださいました。えっ、タイミング、

そしたら展望しないといけないし、図解もしました。

◾️今なら記念シールがもらえる

先着500名と書いてありましたが、展望スペースに行くと、ビックリマンチョコのシールみたいなやつがもらえます。やったぜ!かわいい!!

家宝にしよう あと、スタンプもろた

◾️昭島 富士見湯の料金体系など

最近また東京都の銭湯の価格が上がりましたが、入浴料が520円。で、サウナが300円。今回新設の展望スペースがもう200円です。外気浴別料金というのは初めて見ましたが、「攻めてていいぞ!」と心から思います。

ちなみにドライヤーは無料でした。優しさ。

私はプラスで貸しタオルセット(フェイスタオル&バスタオル)でもう200円。

そして今回行きませんでしたが、ロッカー内の階段を登ると「くつろぎスペース」という有料休憩スペースがあって、充電もできるし昼寝もできる。つまり私の尺度でいうと「ここで働ける」ようです。時間での滞在も、なんなら宿泊というか夜間滞在もできる。住める。

あとクラフトビールとかがあるのと、たこ焼きとかの軽食も食べられます。暮らせる。そんで漫画がめちゃある。7000冊ある。ジョジョの奇妙な冒険が1〜8部で131巻あるので、53セット分あります。やったぜ!なにこの意味ない計算!

アクセスはというと、まず青梅線の「中神なかがみ」駅というところが最寄り。ターミナル駅の立川駅から3駅7分。駅からは5分ちょいくらい歩くと着きます。

近づくと、新設された外気浴スペースはめちゃくちゃ見えます。手榴弾の投擲に弱そうな構造ですが大丈夫でしょうか。

風通しも良さそう

まあ、だいたいの建造物は手榴弾に弱いか。

入りますわ。

◾️図解攻略 昭島 富士見湯(男湯)

なにげに「銭湯」を図解するの初です

・銭湯壁画がサイケデリック


招き猫とかフェニックスとかが描いてあって、色味もド派手。めちゃくちゃ明るくて良いです。富士見と不死身がかかっていると見たッ!

・洗い場

シャンプーとかは備え付けあり。古いタイプのシャワーでこぢんまりしてて可愛いです。


・3つの温度のお風呂

低温(30℃台)は電気つき、、中温(40℃くらい)はジャグジーつき、そして高温(44℃くらい)の3つ。特に高温が熱いので、良いサウナはあるんですけども一応別料金なんで、いっそこの高温と水風呂でも交互浴が十分成り立ちます。

・寝湯

マニアにはたまらないやつですね。

・子ども用のお風呂

なんか正式名称は知りませんが、アヒルちゃん的なキッズ大好きおもちゃがプカプカ浮いてるお風呂です。たぶんここが季節でいろいろ変わる湯と思われる。ちなみに男子更衣室にベビーベッドもありました。

・水風呂

サ室の前にあります。大人2人入ってもゆったりサイズ。温度は14℃くらいかと思われます。ちょうど良き。


・露天風呂

裸眼が死んでるもんであんまりちゃんと説明読んでませんでしたが、ラドン風呂的ななんらかの効能を備えた露天風呂だった気がします。ここに外気浴用の椅子もあるので、普通に520円の入浴でも一通りできちゃう。普通に風呂が多い。良い。

◾️怪奇「変幻自在サウナ」

・遠赤+セルフロウリュ可能

ありそうでなかったこのパターン。昔ながらの遠赤外線サウナがあるところと、流行りのフィンランド式というか、円筒系のikiストーブにサウナストーンがあって、水桶からセルフロウリュができるやつ。

「両方が隣り合わせに置いてある」のは初めて見た。ちゃんと両方熱い。

 波紋も使えて、スタンドも出せるジョセフ・ジョースターみたいでカッコいい!お得感があるッ!

ジョセフ大好き

そしてちゃんと3段あるので、熱いのが好きな人、長く入りたい人、どちらもカバーできる。

戦いの年季の違いを感じる。一見奇抜なようで良く考えられてできている。さすがジョセフ。

・スタンダードサウナ

 そしてこのサウナ自体の運用が一筋縄ではない。18時までは、図解上でいうと上端の壁面にテレビがあるんですが、ここから普通にテレビが流れている。

・暗闇瞑想サウナ

そして18時以降はこのテレビが変わる。

ひたすら「焚き火の映像&音」に変わるので、なんだろうか、なるほど「瞑想」。確かに急におごそかな、怪しげな雰囲気になる。最上段は仕切りもついているのも、この局面で自分と向き合うためだろう。

非常に面白いな。そう思いながら水風呂を決め、いよいよ展望外気浴だ。

◾️有料外気浴 展望休憩「昭島空デッキ」

もういっかい図解を出します。

左側から露天風呂スペースに出て、すぐ右前に階段がある。青空に向かって全裸で登っていくわけですが、床も手すりも滑り止めがきっちり効いていて、私のようなデッド裸眼の者でも安心です。

階段を登ると、前後で種類の違う整い椅子があり、奥には椅子洗う用のホース。そして、この外気浴スペース全体に漂う、噴霧されたミスト。


天幕としっかりした壁があるので外からは見えないし、日差しの影響も少ない。かつ、いい風が入ってくる。

良い。

そして特筆すべきは、スペースの角に取り付けられた風鈴の音色である。チリンチリン。チリンチリンチリンチリン。

とっても良い。

やはり紛れもない外の風、自然風を浴びるのは気持ちが良いな。

素晴らしい増設だ。気がつくと私は、「敬礼」のポーズを取っていました。



◾️時代を超越し、何世代にも愛される銭湯

富士見湯は1953年にできた、ということは70歳。古稀である。

関東型の古い銭湯ならではの、非常に高い天井があって情緒がある。客層も、若いサウナ好きな方もいれば、かなり高齢のお客さんもいて本当に幅広い。

様々な浴槽や変わり湯まで用意して「銭湯」としての強みを最大限伸ばしながら、「サウナ」部分でも革新をし続ける姿勢が素晴らしい。

特に「高い天井」を最大限活用して、「くつろぎスペース」や、今回のような屋根に乗るような形での「展望スペース」は唯一無二である。

「今あるものを活用して、何ができるか」

私も40代。人生後半戦だ。今後は体力より知力を駆使して、富士見湯のように、ジョセフ・ジョースターのように、常に考えながら戦っていきたい所存である。


最終的にこういうジジイに、私はなりたい

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