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オケラディスコはポケモンでドラゴンボールでプリキュアでワンピース

エビ中にハマっている。

なんだったんだ。あの空間は。
なんだったんだあれは。

会場に入って、連番相手と小学校の時にBB弾を集めた話や、日本酒の蓋や画鋲でジェネリックベイブレードで遊んでたことを話してると思ったら、ライブが終わっていた。

普段、小林歌穂さんの仕草がどうとか、曲の解釈とか、心菜の歌がめちゃくちゃ上手くなってるとか、できるだけ隅々までステージを見るようにしている。レポートあげるってなるとそれなりに冷静さも持ち合わせていなければと思っているけど、今回はほんとに記憶にない。
楽しかったという感情と満足間で心が満たされているだけだった。

22日の国際フォーラム公演。
私は参加出来ないが(今のところ)

初日の感想みてチケット取るか

という方がもしいるのならば、声を大にして両手にチケット代を握らせてあげて、あなたのバイトのシフトを代わってあげてでも、『絶対行った方がいい』と伝えたい。

かつて『ディスクジョッキー』という意味でのDJは、今やCDやファイルデータなどを乗りこなす『データジョッキー』という意味合いも含みつつある。
データという言うなれば無機物と、目の前で演奏される生バンドとオーケストラ。そして、エビ中。

スタートした時の、『意味わかんないけど何がとてつもなく大きなものと対峙している』という感覚。
それが連続的に投げられ、歴史の始まりに遭遇してしまった当事者感。
人は圧倒的存在を見た時に、思考が止まって場合によってはされるがままになってしまう。

なんだ、なんだこれー!である。

オーケストラが加わると音の圧も、迫力も全く違う。

一つ一つの音が針の穴を通すように絡み合い、ひとつの大きな生命体に感じられるほど、息遣いが伝わってくる。
その繊細で巨大で優しいアレンジに、私はただ身を任せることしか出来なかった。

なんと言葉にしたらいいのだろう。

ひとつ段階が上に登るアレンジ。
あれじゃん。メガシンカじゃん。Z技じゃん。ダイマックスでテラスタルじゃん!!!

一緒に冒険してたポケモンが『いやぁ、実はもう1つ上がありまして』と突如姿を変えるあのワクワク感。

それが次々と表れてくる感覚だ。

ポケモンじゃなくて良い、ドラゴンボールでフリーザの兄であるクーラが『私はまだ進化をひとつ残している』と告げる場面。

やべえ!負けちまう!
と思ったカイドウに対してギア5を発動するルフィ

劇場版でボロボロになったプリキュアが謎の何かから力を受けとり、新しい衣装を手に入れるやつ

そういう感覚だ。

エビ中の曲を普段聞いていて、比較的継続的にお付き合いしてるけど、今まで見た事のなかった一面が見えてドキドキした。
まさに小林歌穂さんが言っていた『未知との遭遇』だった。

そして、その1段階強くなった曲が続いていくのは、まさにボスラッシュ。
圧倒的カオス感を携え、はたまた優しく壮大にアレンジされ、自分と重ね合わせたり、推しの生誕の場面を思い出したり、感情的な部分を強く演出していた。(私は小林歌穂さんの生誕で歌われていたあの曲に思いを馳せてグッときた。)
ラスボス戦前に、いままで戦ってきた敵との最後の戦い。両者信念を持った最後の激突。

もう、FFとかドラクエとかテイルズとか今回のエビ中のオーケストラアレンジに主題歌全部差し替えてくれ...
または、このアレンジから新作RPG作ってくれ...

そんで、最後まで駆け抜けた先で待つ、ラスボスとも大団円とも取れるラストの曲。

ダンスミュージックのルーツは、19世紀にアメリカに残るヨーロッパ文化と、奴隷がもたらしたアフリカ文化が元になっていまれたルーツがある。
相見えることの無い文化からの誕生。だから、ダンスミュージックは懐が深くて好きだ。

DJとオーケストラとか、オーケストラとアイドルとか、普段顔を合わせない面々が合わさった時の多幸感。
ステージももちろんだけど、踊っているお客さんに度々目を奪われたのはあの会場全体が、超ハッピー空間だったからだと思う。

だから、その多幸感に身を任せていたからライブそのものの記憶はないのに、心が満たされているんだと思う。

もしかしたら来年からはまたちゅうおんに戻るかもしれない。

だけど、今回のライブがま!じ!で!良かったことは真実なので、悪いこと言わないから国際フォーラムは行った方がいいです。
なんなら私も行きたいです。

あー、、、、、仕事辞めるか、、、、

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