八億月曜日記(4/25-5/1)

4月25日

金色のガッシュベルを読み終わりました。最後のキャンチョメ覚醒からのフォルゴレ魂の説得、魔界の魂の援護射撃、卒業式のシーンは涙なしでは見ることができなかった。金色のガッシュベルは結構ええかげんにせぇ!も多い漫画で、例えば本来スズメもガッシュと同じくらい清麿が学校に嫌な思いをせずに卒業式に参加するにあたって重要な役割を担っていたのに最後まで清麿にとって「仲のいい同級生」の枠を出ることがなく片思いのまま終わってしまったのは残念でした。せめて告白くらいさせてやっても良かったのでは!?人気投票15位くらいウロウロし続けて終わったヒロインなんてあんまいないだろ…。嫌ーーーーーーッ!!!!

まぁでもこんなもんは先の見えない週刊誌連載で他の漫画にでもよく見られることだから言いたくないけど、なおみちゃん雑魚説、清麿のアンサートーカーの能力なくす回ひどい説、マント伸びる設定絶対急遽思いついた説など色々言いたいことはあるけど、見た目弱そうなやつが友情や根性で見た目強そうなやつを打ち破るのはやはり王道とはいえ興奮するし、幼少期に出会っておきたかった漫画だったなぁと思う。なんで俺が小学校のころ読まされてた漫画風の大地と山口六平太なんだよ。

宮本から君へもまさかの同日に読み終わった。拓馬に勝ってからは別に…という感じだったけどしっかり「社会人」として今までに出会ったやつ、出会った上で精算しなければいけないことをきちんと描ききってて普通に漫画の終わり方として美しいなと思った(カラオケ屋で殴られたボクシングやってるやつ出てこなかったけど。出てきましたアイツ?)、後日譚でザ・ワールド・イズ・マインみたいな発散具合になってるのもよかったです。新井英樹作品ってやばいやつが主人公でその周りにいるもっとやばいやつと普通のやつでずっと構成されてるのがシンプルでめちゃくちゃいいなと思う。

この2作品読み終わったらピッコマ開く頻度減るなと思って探したら『上野さんは不器用』があったので読むことにした。高校時代暇すぎて週刊アスキーで電脳なをさんとかカオスだもんねとかまで読んでた時期があったけど、同誌に掲載されていた『彼とカレット』の萌漫画としてのソリッド具合が心地いいなと思っていたので上野さんは不器用はかなり好みの漫画だった。やっぱり可愛い女の子なんて描こうと思えば誰だって描けるようになるんだから、オチでありギャグにきちんと徹してほしいという希望を本当にちょうどよいレベルで超えてくれるのは感動すらある。ヤマなしオチなし意味なしというのは逃げであり描き手受け手側の双方の脳を舐めてる行為だと思うから萌えだけの漫画やめーや!?本当に…。らきすたはじめて読んだとき発狂しかけたからな…これで清麿がアンサートーカーの能力なくす回みたいな萌マンが描かれるのもまた問題だと思うけど…。

なぜ漫画の話ばっかしてるのかって?バイトで特に書くべきことが生まれなかったから!俺の人生はすりこぎだよ!身を粉にするだけむいみなゴマ粒すりこぎ人生♪これで、はんごろしにします。ババア!(沖ヒカル)

夜に角川のU25短歌選手権というやつに応募してみた。短歌書こうと思うと無限に出てきて楽しいです。

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