フルリモートワークの社員がフロー状態に入るために実践していること
こんにちは、CAMPFIREコミュニティの岩切です。
CAMPFIREでは、コロナウイルスの流行が始まった2020年2月より全社員の在宅勤務が始まり、今日までの約2年近くリモートワークを続けております。
今回、自宅が職場と化したフルリモートワーカーが実践する、誘惑の多い自宅で職場以上のパフォーマンスを発揮するために意識していることを紹介します。
集中力を高めるためには
フロー状態とは
みなさんは、「ゾーン」という言葉を聞いたことがありますか?
主に、スポーツなどの現場で使われることが多い言葉で、
集中力が極限まで高まり、周囲の環境に対する意識が薄れ、目の前の活動に完璧に没頭する特殊な状態を意味します。
(漫画とかでも最近よく聞く気がする、、、)
この「ゾーン」という言葉は、フロー状態と呼ばれることもあります。
「フロー」という言葉は、アメリカのポジティブ心理学研究者のミハイ・チクセントミハイ氏より名付けられたもので、川の流れのようにあっという間に時間が過ぎる感覚が由来となっています。
自宅でフロー状態に至るには
フロー状態に至るには、7つの条件が重要になるとされています。
上記の条件を踏まえ、自宅でフロー状態に至るために意識しているポイントを3つに整理してみました。
自分の役割を認識し、やるべきことを明確にする
難易度と時間の調整は慎重にする
環境整備を徹底する
ちなみに、7つの条件は揃えば揃うほどいいのですが、あくまでフロー状態へのトリガーなので全部を満たす必要はありません。
実践していること
1.自分の役割を認識し、やるべきことを明確にする
明確な目標がなく、自分がやるべきことがはっきりとしていない場合、なかなか集中力は上がりません。
このような状態を避けるため、仕事を開始してすぐに、
その日やるべきこと、所要時間をSlackにリスト化しています。
そして終わったものはリストに取り消し線を入れることでタスク管理を行っています。
この方法の利点として、下記が挙げられます。
仕事が徐々に減っていき達成感が味わえる
マルチタスクをなくすことができる
次の仕事選びに費やす時間がなくなる
2.難易度と時間の調整は慎重にする
自分の能力と集中力の持続時間には限界があります。
基本的には、15分以上調べてもわからないものは、
それ以上時間を費やしてもわからないことが多いため、速やかに周りに助けを求めるようにしています。
逆に、難易度が低いものに関しては、テンポ良く進めることができるため、
やや難易度の高いタスクの間に行うようにしています。
また、集中力の持続時間について、長ければ良いというものではなく、
休憩を繰り返し挟みつつ短期的に深い集中を一日で何度も繰り返す方が、集中力の高い状態が断続的に増えます。
そのためタスク一つ当たりの所要時間を30分以内で区切り、ポモドーロ・テクニックを実施しています。
ちなみにこちらのサイトがおすすめです↓
3.気の散らない環境整備を徹底する
一度フロー状態になってから抜け出さない環境を作ることも大切です。
目に見える範囲内に気が散ってしまうもの(スマホ、雑誌等)を置かないことや、通知音は集中したい時にはオフにしています。
どうしても作業を中断する必要がある場合は、
できるだけ速やかに作業に戻れるように下記の点を意識しています。
10分以内に作業に戻る
(それ以上かかりそうな場合はやることリストに追加する)どこで中断したのか作業メモを残す
最後に
同じリモートワークでも、ご家庭で一緒に働いている方がいたり、
お子様がいるなど、働く環境は人それぞれ異なるかと思います。
今回の記事が、いろいろな環境でリモートワークしている方の参考に少しでもなったら嬉しいです。
CAMPFIRE Advent Calendar 2021もいよいよ終盤が近づいてきました。
最後までお楽しみください!
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