人口動態統計 2023年1月/異常は続く,どこまでも
3月24日に2023年1月の人口動態統計(速報)が公開されました。
ここでは,どれくらい異常なのかを統計的に数値で表していきます。
(ここに示すデータは,厚労省の公式データから単純に標準偏差を算出しているのではなく,過去のデータとの比較精度を上げるために考えた独自の統計処理方法です。他の方の結果と単純比較はできませんので予めご承知おきください)
まず,2011年からの月毎の死者数データとグラフは以下の通りです。
2020年までは1カ月間の死者数の最大は2019年1月の141,292人でしたが,2022年1月に143,992人,2022年12月に158,387人と最高値を記録しました。
2023年1月は最高値を記録した先月よりさらに1万人も増え168,970人となり,2022年1月よりも24,978人も死者が増加しています。。ちなみに,2022年12月は前年同月比24,361人の増加でした。
2011年1月からの死者数の推移を時系列的に表示すると下図のようになります。毎年1月が最も死者数が多く,図の周期的なピークが1月です。
年々増加傾向ですが,2023年1月の増加(赤丸の個所)が突出していることが分かると思います。
従来同様に過去12年のデータと比較していきます。
昨年の死者数増が異常であるため,死者増加数を前年同月と比較しても意味がなくなってきましたので,これからは過去の長期データと比較することが重要になります。
2011年からの推移をみると以下のようになります。破線は2011~2021年の近似直線を示しています。
注1.2022年は過去10年の傾向とは大きく異なるため近似直線算出には使用していません。
注2.見やすくするために図の縦軸は1/1000で示しています。
各月の近似直線との差(ばらつき)は,
各月の近似直線との差をσ(標準偏差)で除したら,
2023年1月は6.88σ
6.88σの発生確率は5.98521E-12 ≒ 6/1兆 ≒ 1/1666億 ですから,確率的には宇宙誕生以来初めてのことになりますね。
2022年2月から12カ月連続で2σ超が続いています。2011~2021の11年間で2σ超となったのは2011年6月(震災の全容が明らかになってきた時)と2021年9月の2回だけです。
(この数値は超過死亡や前年比死者増加数ではなく,過去12年のデータから算出した傾向との乖離です。他の方のブログなどとは算出方法が異なります)
このデータを見て「いったい何が起こっているんだ?」と思わない人は居ないでしょう。
その異常さを分かっていても何も言わない政府も厚労省もメディアも信用できないどころか,隠蔽・捏造の温床であることはもう皆さんお分かりだと思います。
💉も戦争も昆虫食も同じです。
自分の目と耳で情報を取りに行き,何が正しいかを判断していかなければ,自分も家族も日本の未来も護れません。
だからと言って「もう日本は終わりだ」などと悲観的になって戦うことを諦めたら,それこそ奴らの思う壺です。まだまだこれから巻き返す意気込みで,今やれることを精一杯やっていきましょう。
日本の未来を護れるのは,そういう人たちであり,そんな人々が増えていけば,日本の,そして世界の未来はより良きものになると信じています。
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