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人口動態統計 2022年10月/感染減なのに・・・

12月20日に10月分の人口動態統計(速報)が公開されました。
(ここに示すデータは,厚労省の公式データから単純に標準偏差を算出しているのではなく,過去のデータとの比較精度を上げるために考えた独自の統計処理方法です。他の方の結果と単純比較はできませんので予めご承知おきください。)

まず,2011年からの月毎の死者数データとグラフは以下の通りです。

昨年比死亡増加数は10月が11,059人,1月からの合計が93,853人
これまでと同様に過去10年のデータと比較していきます。
10月の2011年からの推移をみると以下のようになります。
破線は過去11年間のデータの近似直線です。

近似直線に対するばらつきは,

各月のばらつきをσ(標準偏差)で除したら,

2022年10月はとうとう10σを超えほぼ11σです。統計やってて10σなんて経験した人はおそらく皆無でしょう。それも母数が1億人超のデータで。
10月は1年のうち最もばらつきが小さく,過去10年のデータも近似直線をなぞった様な分布をしていて標準偏差σは他の月の1/2~1/3程度であったため,10σ超と言う異常値になりました。
逆に言えば,10月は猛暑も寒波も関係なく,異常な増減が起きにくい時期と言うこともでき,その10月に1万人以上10σ超の死者増加が発生するというのは,明らかに正常な状態ではないのは政府も厚労省も分かっていますが,何も対応を取ろうとしていません。

また,過去11年間の1~10月の死者数合計の推移は以下のようになります。

近似直線との差は3.28σとなります。
1~8月計 3.18σ
1~9月計 3.26σ
なので,どんどん悪化しています
。死者数が増えているんだから当然です。
さらに,過去10年の近似直線から予測した死亡者数に対し,実際の死者数は104,338人増加しており,前年比93,853人を大きく上回り,とうとう10万人を越えました

1万人超の死者増加が発生していますが,2,3,8月とは状況が大きく異なります。これまでは,感染者数(コ口ナ死者数),💉接種数と超過死亡が連動していましたが,第7波と第8波の狭間でコ口ナ感染者数も死者数も少なかった時期であること,接種数も増加し始めた頃でまだ8月ほど多くは無かったことは,超過死亡の原因を考えるうえで重要です。

これらを総合すると,やはり死者増加の原因は隠れコ口ナ死ではないし,自粛ストレスでもないのは明らかです。
隠れコ口ナ死や医療逼迫が死者増加の原因だと公言していた手を洗う大先生や,自粛・行動制限のストレスが原因と言っていた専門家の方々は,どのように言い訳されるのでしょうか。

接種との関連も薄くなったように見えますが,10月以降の接種は4~5回目です。💉の回数が増える度に時限💣のスイッチが押されてしまう確率は高くなっていくはずですから,💉が主原因であれば,今後は4・5回目の接種者数が増えるほど死者は増えることになり,11月はさらに死者数増になる可能性も否定できません。

こんな状況でも,接種は止めません。
福島教授に怒鳴られても,遺族が涙の訴えをしても止めません。
逆に「1・2回目は年内限定ですよ~。これやらないと追加接種はできませんよ~」と煽る始末。
ずっと世界一が続いていても💉とマスクと行動制限と言う基本政策は変えません。ファクターXとかは,何処に行っちゃったのでしょう?
Ⅱ類からの変更もしません。

国民のことなど微塵も考えず,💉4億回の在庫をうまく処分しないと怒られる~!って悩んでるんじゃないですか?平和ですね。
これが,政府・厚労省の実態であり,専門家と名乗る方々は反社と呼んでも差し支えないでしょう。


最後に,第110回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (令和4年12月14日)に提出された茨城県の緊急要望を示します。

資料3-9 茨城県提出資料

「もう季節性インフルエンザ同等なんだから,いい加減にⅤ類にしろよ」と,業を煮やした茨城県から要望書が提出されました。

財務省も令和4年11月7日の財政制度分科会で,「インフル以下の致死率なのに,厚労省は何をグタグタやって勝手に無駄遣いしてんだよぉ!!」
と怒りをあらわにしています。

政府も厚労省は,国民の声は無視できても財務省には逆らえないはずです。
専門家という反グレたちは抗うでしょうが,政府・厚労省はⅡ類見直しも莫大な医療機関への補助の廃止も,やらなきゃ自分たちの首を絞めることになる。どう動くのか,見ものですね。
何しろ,財務省が日本を牛耳ってる番頭さんですからね。本人たちも「日本を動かしてるのは俺たちだぁ」と本気で思ってますし。
おかげで,日本は最貧国にまっしぐら。

もう,日本は五公五民の社会です。つまり,所得税,住民税,消費税,自動車税,タバコ税,保険料などなど合算すると,一般庶民でさえ収入の半分は税金でお上が召し上げるということです。
江戸時代にはそれで庶民の不満が爆発し一揆が勃発しました。
北欧諸国も収入の半分を税金で持って行かれますが,教育費も医療費も無料で老後の心配をしなくていい超福祉国家です。
政治家は国の未来を良くすることではなく次の選挙で勝つことだけを考えて,官僚は自分の天下り先を確保することしか頭になく,その結果,教育費も医療費も国民の負担はどんどん大きくなり,年金まで使い込んでどこに消えたのやら・・・という性根から腐敗した極東の国とは大違いですね。
それもこれも,国民の無教養,無関心が招いた結果です。

今目覚めないと取り返しのつかない未来が待っている,と危機感を募らせているのは私だけではないと思いますが,マトリックスのお花畑の中で爆睡中のグー民の皆様は,どんな夢をご覧になっているのでしょうね。

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