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ベスト ライブパフォーマンスといえば(その2)

この前、「3年の暑い夏の夜と赤いストラトキャスターとの関係性について(https://note.com/saturday/n/n2081d19cb348)」で、エルビス コステロのステージについて書いたけど、もう 1 つ、感動したライブ パフォーマンスといえば、絶対に外せないのが、2007年のスーパーボウルのハーフタイムショーでの Prince。

この年のスーパーボウルは、アフリカ系ヘッドコーチが率いるチーム同士ということで注目されていて、僕も観ていた。

試合の途中から強くなってきた雨は、ステージが始まる頃には本降りの雷雨となっていた。

スタジアムが暗転し、We will rock you のイントロが聴こえてきた。ワンコーラスしてすぐに Let's go crazy。沸騰する会場。
1999 のイントロ~ Baby I’m a Star が始まったと思うと、大編成のマーチングブラスバンドが踊りながらフィールドに入ってくる。マーチングブラスバンドと共に CCR の Proud Mary を続けて演奏。”Rollin'!” のコールにスタジアム中が応える。次に来たのは、All Along the Watchtower のジミヘンバージョン!Foo Fighters の Best of You まで息をもつかせないパフォーマンス!
降りしきる雨の中、クチパクもバッキングトラックも一切使わない演奏。クチパクを見慣れた観客は、度肝を抜かれただろうな。まさにロックスピリット。

そしてラストは Purple Rain。
降りしきる雨の中、Prince のギターが会場に響く。
ダンサーが海鳥のモビールを空になびかせる。
超満員のスタジアムは最後のリフレインに声を合わせる。
わずか12分のパフォーマンスだったけど、見ていた僕は自分の真ん中を撃ち抜かれて、しばらく放心状態だった。

Prince。
もう少し生きていてほしかったよ。

まだ見ていない人は、是非見てほしいのです。
感動することを保証します。

(このビデオを見て、やはりドン・ミッシャーは凄い人だと感動しました。)

(↓のサイトは埋め込みが許可されていないので、「YouTube で見る」で表示してください。)


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