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光る君へ、の琵琶

〈内容に第一回のネタバレが含まれています。ご注意ください〉

2024年の大河ドラマ「光る君へ」が始まりました。

平安時代に興味が湧くかな?と、ちょっと心配していたのですが、
初回から、それぞれの登場人物の個性や、物語の意外な展開に大いに惹かれるものを感じました。次回が楽しみです。

その中で、琵琶(雅楽で用いられる楽琵琶)が、テーマ曲のバックの映像にもチラリと現れ、主人公まひろ(紫式部)の家のシーンでも登場しました。

娘「母上はこのごろ琵琶を弾かなくなりました」
母「父上の官職が決まったらお祝いに弾きましょうね」

と、まひろ母娘の会話でも触れられていた琵琶。第一回でいきなり母の形見の品になってしまったわけですが、この先、大事な役割を持って物語に再登場してくれるのではと期待が膨らみました。

他の場面では三郎の長兄夫婦が琴と笛を演奏していました。
雅楽といえば、今はフルオーケストラのようにたくさんの楽器の揃った演奏以外はなかなか聞く機会がありませんが、こんなふうに気軽な合奏を家族で楽しむこともあったんだなと、目から鱗でした。

まひろの母の琵琶には父上も何かの楽器の合奏で参加したのでしょうか?
あ、それで最近弾かなくなっていたのかな、とか、いろいろ考えさせられました。

雅楽の楽器がいろいろある中で、まひろの親しんでいる楽器に、琵琶を選んでもらえて嬉しく思います。

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