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絵を描く工程とか

こんにちは。
最近はイベントへ出品する為の制作をしていました。
そちらはデータを提出できたのでひと安心です。印刷の仕上がりが楽しみ〜。
さて表題について、イラストを描く時の工程をまとめてみようと思いました。私は直感で結構描き進めてしまうタイプなのでほんとはもっと計算して描くべきなんだろうなぁともつくづく思ったり。

前置きが長くなってしまいましたが、今回はお子様ランチのイラストの工程を。
こちらは食べ物をテーマにしたイラスト集の為に描いた作品です。

21おこさまランチ_RGB


①ラフを描く
お子様ランチを描こうと思ったきかっけはもちおに旗を持たせたかったからでした。なのではじめはお皿に盛り付けています。線が汚くてもきにしません。

IMG_3549のコピー

ザクザク描いてるうちに新幹線のお子様ランチがあったなぁと思い描いたもの↓
今見るとこちらのシュチュエーションも良かったかなぁと思ったり。
画像検索や資料をみたりして最終的にスポーツカーのお皿にヒッチハイク姿をイメージした構図に決めました。真っ赤なスポーツカーにしたら画面が映えると思ったんでしょう…きっと。そのラフは探しましたが無かったです…。

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②下書き
下書きはとにかく気にいるまで消して描いての繰り返しです。アナログ人間なのでよく切り貼りもします。この絵ではもちおを切り取って位置を調整しています。
おもちゃっぽくとメモがあります。汚い文字から忘れまいと必死さを感じます。

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③ペン入れ
ペン入れ直後の画像が見つかりませんでした;トレース台で透かして、ファーバーカステルやトンボの色辞典など最近は芯の硬い色鉛筆を使っています。芯が硬いと細い線も描きやすいです。

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④色塗り
メインの色には水彩絵の具(主にホルベイン)この絵の場合は猫や車など。色むらの少ない背景や広い面積を塗りたい時はアクリル絵の具を使っています。仕上げに線を際立たせたり陰影をつける為に色鉛筆を使います。

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↑画像の左側が色を塗って線が弱くなっている状態です。二度手間っぽいなぁと思いつつ仕上げの色鉛筆を使うと画面が引き締まります。お気に入りはカリスマカラーという色鉛筆です。芯が柔らかくてはっきりと色がのるのが好きです。あと微妙な色合いのカラーが揃っていて痒い所に手が届く気持ち。はじめからそっちでペン入れすれば…という訳にいかないのが難しい所ですね〜(色鉛筆の上に絵の具がのり若干弾かれるのがあまり好きではなく…伝えわれ〜〜)
おわりに…
以上がざっくりと絵を描く時の工程でした。アナログイラストが好きなのでいろんな人にアナログイラストを描いて頂きたいです…。(デジタルイラストも違った良さがあって好きです)ラフのアイデア出しから本番描き、スキャンや撮影まで作品や人にもよりますが制作には数日から数週間、数ヶ月かかる事があります。作品の奥には作った人がいるんだぜ〜〜というのが少しでも伝わればと思いました。
ちゃんちゃん。

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