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3ヶ月プランを受講した私のPROGRIT(プログリット)のリアルな口コミ

こんにちは!Sattyです。
私は2年前の2022年にPROGRITを3ヶ月受講していました。
そのリアルな口コミを記載したいと思うので、いまPROGRITを受講しようか迷っているという方の参考になれば幸いです!

以下の視点から口コミを書いていきます。


1.  PROGRITでは何をするのか?

私は3ヶ月のプランでPROGRITを受講しました。当時所属している会社がお金を負担してくれたので、受講してみようかなという軽いスタンスで始めました。

まずは英語力の測定から始まります。(これは、受講期間が始まる直前にカウンセリングみたいなセッションが設けられ、そこで”どの程度英語を理解できるのか?”をチェックされます。)
私は大学生時代のTOEICベストが860点だったのですが、社会人になって英語を5年くらい使っておらず(触れる機会もなく)、TOEICは630点くらいまで落ちていました。
また、プログリットでは受講前から受講後の結果を図るためにVersant(簡単に言うと英語のスピーキングテストのようなもの)を受験するのですが、その点数は41点でした。

受講期間が始まると、カウンセラーが1名ついてくださいます。
基本的な連絡や質問をLINEで行い、受講期間3ヶ月というスパンの中で、「勉強中、道に迷わないように、モチベーションが下がらないように支えてくださる存在」です。
私の場合は女性のカウンセラーでした。

受講期間中何をするのかというと、「PROGRIT学習アプリ」と「勉強時間記録アプリ」の2種類を使用します。
PROGRIT学習アプリでは主に、①シャドーイング、②英単語、③多読、④口頭英作文の4つで、「1日3時間勉強しましょう!」と言われます。(忙しい社会人からすると3時間なんか無理~!となるので、毎日工夫しながら何とか3時間を工面します。)

私の場合は毎週木曜日にカウンセラーとの定例ウェブミーティングがありました。

ウェブミーティングでは、主に以下の内容を話します。

  • 1週間どんな勉強をしていたか?

  • 単語覚えられているかテスト(速さを求められるので、結構きついです)

  • 口頭英作文のテスト

  • 勉強時間をしっかり確保できていたか

ここで単語がいまいち覚えられていなかったりすると、次の単語に進めません。

私は大体21時間/週の勉強時間を確保できていたので、毎週やることとしては、以下をしていました。

①多読

英語の本をできるだけたくさん読む。分からないところがあっても戻らずにできるだけ早く読む

②英単語の暗記

正確な数を忘れましたが毎週250個くらい?を覚える。私はTOEIC800点 Part1という単語からはじめました。
1週間の間にかなりの数の英単語を覚えないといけないので、これが結構きつかったです。

③毎日シャドーイング

10回文章を見ながらシャドーイング→文章を見ずに30回シャドーイング→レコーディングして提出。大体音声は40秒~1分の長さなので、結構時間がかかります。

④口頭英作文

アプリから発生される日本語を瞬時に英訳する練習です。当時コロナでマスクをしていることが多かったので、歩きながらマスク越しにブツブツ練習していました。(かなり怪しいですが、歩いてる時間さえも勉強時間として使わないと3時間確保するのは難しいです…)

⑤ネイティブキャンプ

これは補助的な課題としてカウンセラーから勧められ、毎週2回以上、受講するように言われていました。

⑥英語に訳すための頭の練習

これも補助的にカウンセラーから宿題を出されていまして、ネイティブでない限りは英語を直訳って難しいと思うんですよね。
例えば、「早起きは三文の得」を英訳してといわれると難しいですが、「早起きするといいことがあるかも」くらいだったら、出来そうですよね。そういう”英語に訳すための日本語の言い換え”の練習を行っていました。

⑦英文法の復習

私はかなり英文法が抜けていて怪しかったので、復習ということで教材をカウンセラーに選んで自宅まで郵送していただき、コツコツ問題を解いてました。

勉強した記録は都度アプリに入力し、1週間ずつで管理、3ヶ月なので合計12週間勉強することとなります。(カウンセラーとの面談も12回くらいあります。)

その人の進度等に応じて、カウンセラーが勉強内容を少し軌道修正したり、まさに「二人三脚」で受講期間を乗り越える!という感じです。

 

2. 受講したメリット、デメリットは?

では、次に「受講したメリット・デメリット」について、ざっくばらんな意見を記載したいと思います。

メリットについて

①勉強習慣
まず、非常に大きな点だと思うのですが、「勉強の習慣」が嫌でも身についてしまいます。3ヶ月間毎日3時間の勉強をするので、英語の勉強をしないと不安になります。
私はプログリットを卒業してもう2年たつのですが、いまだにこの習慣が抜けていなくて、継続して英語を勉強できています。

②短期間での圧倒的な英単語の詰込み量
私は英単語を覚えるのがめちゃくちゃ嫌いなのですが、プログリットでは毎回大量の英単語を新たに覚えていましたので、単語の集中勉強としては最高だったと思います。

デメリットについて

これはもしかしたら多くの方が主張しているかもしれないですが、プログリットは市販の教材で代替できます。
例えば、英単語⇒キクタン、金フレ、口頭英作文⇒瞬間英作文トレーニング、多読で使うラダーシリーズも本屋で普通に購入できます。

市販テキストで代替できるとなると、プログリットの最大の付加価値は”カウンセラー”だと私は思うのですが、カウンセラーは複数人の生徒を同時に管理しているので、ちょっと忙しそうです。

例えば、「ネイティブキャンプのレッスンはカウンセラーもどんな会話をしているか、後からレコーディングで確認できるので、チェックしておきますね~」や「1分間スピーチ(英語でひたすら何かを1分説明する)も送ってくれたらチェックしますね~」と言われていたのですが、カウンセラーとのウェブミーティングの中で「確認してなさそうだな…」と思う場面がいくつかありました。
(例えば、「まだ聞けてないですけど、ネイティブキャンプは最近どんな感じですか?」と言われる等…)
あと、カウンセラーから何か新しいノウハウや英語の豆知識をもらうことは少なくて、基本的にカウンセラーの役割は勉強方法のコントロールに尽きるので、「市販テキストを使って十分自力で勉強できてしまう」人にはプログリットの費用対効果はかなり少ないかもしれません。

ただ、多くの方が「自力での英語の勉強」を得意としてないのではと思うので、そういう方には上記メリットの通り、嫌でも英語の学習習慣が身についてしまうのでお勧めです。

3.結局英語力は伸びたのか?

最後に、「英語力は伸びたのか?」について、受講前に受験したVersantは41点で、受講最後に受験したVersantは47点でした。
Versantはざっくり”留学1ヶ月で1点伸びるかどうか”らしいので、スピーキングやリスニングにはそれなりの効果がありました。

ただ、残念ながらTOEICのスコアは受講前とほぼ変わりませんでした…。
プログリットだけをやっていれば簡単にTOEICスコアが上がるということはないので、TOEICはTOEICの勉強法がある程度必要になると思います。
(私は受講前のカウンセリングで「スピーキングを伸ばしたい!」と伝えていたのでVersantが評価指標になっていたのですが、「TOEICのスコアを伸ばしたい!」とカウンセリングの際に伝えておけば、TOEIC特化のカリキュラムを受講できるのかもしれません。)

最後に、実は私は3ヶ月間のプログリットを卒業した後、「卒業生向け継続コース」を半年くらい続けていました。
これは、プログリットの卒業生であれば、プログリットの専用アプリをそのまま継続使用できるというものです。

プログリットの卒業直前に、「このままプログリットを卒業したら、これからどうやって勉強しようか」を考え、様々なアプリや教材に手を伸ばしてみたのですが、どれもしっくりと来ず、完全に一人で自走できるようになるまではプログリットの専用アプリを使ったほうがいいのではと思ったからです。(毎月2万円くらいかかるので安くはないですが…)

プログリットの専用アプリの英単語って、めちゃくちゃ使いやすいんですよね…。英単語界隈で超有名な「Mikan」や英単語ターゲットのアプリも使ってみましたが、プログリットの専用アプリの英単語のほうが圧倒的に使いやすかったです。(中身は金フレですけど…)

最後に:またプログリットを受講したいと思うか?

私はプログリットのおかげで英語の学習習慣が身に付き、完全に自走できるようになったので、残念ながらまたプログリットを受講することはないかな…と思います。

でもここまで学習する習慣を提供してくださったプログリットには本当に感謝していますので、もし受講してみるか迷っている方は、まずはカウンセリングだけでもいかがでしょうか。(無料カウンセリングがあるようです!)

今日も読んでいただきありがとうございます!


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