それでも曲を作り続けたい
一応わたしは、シンガーソングライターだったりする。
『一応』とつけているのは、一年で一度歌う機会があればいい方なので、こうやって控えめな自己紹介になっている。
久しぶりに新曲が生まれそうな気配がある。
なんでこんなに他人事なのかというと、わたしはわたしで意図的な歌を作れないから。
歌というものは、曲と歌詞で成り立つ。
正確には曲というのは主旋律(メロディ)と和音進行(コード進行)、そして編曲で成り立つ。
どんな曲をつくろうかと考えて練り上げられるほど技術がないので、なんとなく浮かんでくるのを待つ。
だいたい音楽というものは、既存のものを少しだけずらしたものになるので、好みの曲を聴いて、真似をしてみたりする。
そこから、なんとなく自分らしくみえる劣化複製されたものが、わたしの作品として生まれてくる。
歌詞は書きたい主題が浮かんでこないと書けない。
そのときに感じている事柄を、ひとつの作品にするのはとても面倒な道のりがある。
それは、ため息の出るほど面倒なものだったりする。
だから、考えずして浮かんでくるものじゃないと、生み出そうという気がしない。じゃないと、とてもくたびれてしまうので。
そんなこともあり、一年に一曲ほど生まれれば良い方なので、プロのミュージシャンは天才であり変人だなと思う。
それでも、曲を作ることは楽しいことだし、歌詞を書いていくことも好きなことではある。
なので、これからもずっと一年に一曲は作り続けていきたいなと思っている。
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