監視オペレーターの良いところとは?
今回は監視オペレーターについての話となります。
ここでいう監視オペレーターとは下記のような仕事を指します。
・アラート対応
・ジョブ実行
・テープバックアップ
・エスカレーション
などなど
簡単に言うとシステムの安定稼働を見守る仕事です。
下記noteでは「長くいてはいけない」ということについて書きました。
しかし、今回は逆に監視オペレーターの良いところについて話していきたいと思います。
他のインフラエンジニアの職種と比べて入りやすい
「設計構築」や「運用保守」等相応のスキルが必要とされる職種よりは入りやすいです。
運用監視業務についてはマニュアルが整備されていることが基本であり、
「マニュアル以外のことを実施することはNG」とされる現場がほとんどだと思います。
未経験者の場合でもマニュアルを読めばできるような仕事が多い印象です。
定常作業と不規則な生活に慣れると未経験者でも仕事ができるようになります。
僕も新卒の際に監視オペレーターを経験しましたが、
未経験から2か月もすると70%程仕事をこなせるようになっていました。
困ったらエスカレーションで依頼・確認できる
マニュアル通り作業をしていて、想定外のエラーが発生したとします。
この場合は担当者にエスカレーション(報告)をすることが一般的です。
つまり、サービスに影響の出そうな変更作業等は担当者へお願いできるということです。
設定考慮漏れ等で故障が起きた場合も顔面蒼白になることは少ないです。
そのため、ストレスが上流工程の職種と比べて低いです。
空き時間が多い
アラート対応がない場合は、基本的に暇です。
中にはネットサーフィンやスマホゲームをしている人もいました。
時間を業務効率化や勉強等でうまく使う人もいれば、ゲームばかりしている人もいます。
全てはアラート次第のため、空き時間を無駄にするのも有効にするのもあなた次第です。
基本残業がない
シフト勤務のため基本残業がないです。
次のシフトの人に業務の引継ぎをするため、残業してまで仕事をするという機会が少ないです。
大規模故障等で引き継ぐ余裕がなく、遅くまでアラート対応しなければいけない場合もあります。
しかし、このようなことはごく稀にしか起きません。
そのため、プライベートを充実させやすいということがメリットです。
最後に
いかがでしょうか。
「技術が身につかない」「転職しづらい」等悪いところに目がいきがちですが、使える時間が多いというメリットもあります。
エンジニアとしてキャリアアップしたい人にはおすすめできません。
しかし、このような方にはおすすめできるかと思います。
・IT業界でのキャリアアップを考えていない/別の夢がある
・夢の実現のための間の生活費を稼ぎたい
・1年だけでも運用の現場を経験したい
この仕事を活かすかどうかはあなた次第です。
ここまで読んで頂き有難うございます。
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