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真岡鉄道編写真一覧

 皆様こんにちは。カクヨムとアルファポリスで連載中の『女子2人で鉄道旅をしています』第4章・真岡鉄道編のロケハン写真を載せていきます。

 みずほとさくらが作中で巡った通り、SLもおかと真岡駅のキューロク館の写真が中心です。

 なお、一部写真には加工処理を施しておりますので、ご了承ください。

 作品を読むにはこちらから↓

SLもおか

 まずは、SLもおかから。写真は下館駅で撮影したものです。先頭を引くのはC12形蒸気機関車。後ろには50系客車が3両つながっています。

C12形蒸気機関車側面
50系客車

 後ろからの撮影。ぶどう色2号の塗色に赤色のラインがレトロ感を醸し出してて良いですね。パッと見るとビターチョコレートのような色にも見えます。

50系客車車内

 車内はセミクロスシート方式となっています。車端部はロングシート。つり革も残されています。
 イベント列車の客車でロングシートが残されているのはちょっと意外ですね。元々普通列車として使われていた客車なので、あえて当時のままの内装を残しているのでしょう。歴史を感じられて良いですね。

車内扇風機

 車内に空調施設はありません。そのため、扇風機が稼働しています。天気が良かったこともあり、窓を開けていないと汗ばむような陽気でした。

真岡駅を発車するSLもおか
真岡駅駅舎

 SLもおかに揺られること約30分で真岡駅に到着します。真岡市の代表駅であると共に、真岡鉄道の本社が置かれている拠点駅です。
 駅舎はご覧の通り、SLの形をしています。想像以上に大きな駅舎は一見の価値ありです!

 ここからは真岡駅東口に隣接するキューロク館の写真を見ていきましょう。

9600形蒸気機関車49671号機

 まず、キューロク館の名前の由来にもなっている9600形蒸気機関車49671号機です。車齢100年越えのまさに生きた化石。これが動態保存されているのですから、すごいですね。

スハフ44形客車

 9600形蒸気機関車の後ろにはスハフ44形客車が並んでいます。かつて急行ニセコとして北海道で活躍していた車両です。こちらは車内が休憩所として開放されています。

スハフ44形客車車内

 車内は全てボックスシートです。急行型なので納得ですね。ライトカバーが高級感を演出しています。扇風機や二枚窓に、かつて北海道で走っていた面影を感じます。

D51形蒸気機関車

 外にはD51形蒸気機関車、通称・デゴイチが展示されています。こちらも訪問日に動く予定だったのですが、車両故障で残念ながら運行取りやめとなってしまいました。

 では、いよいよ9600形蒸気機関車の自走運行を見ていきましょう。

キューロク館の中からのそりのそりと
洞窟から這い出るドラゴンのように出てきて
その姿を現しました

 この後、進路上に展示されている車掌車と連結します。

車掌車との連結
連結完了

 まさに職人技です。
 この迫力は是非一度生で見ていただきたいです!

 今回は以上となります。SLは生で体感するのが一番ですね。是非足を運んでみてください!
 次回の更新もお楽しみに!

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