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継ぎ接ぎアームカバーと鍋敷き

布を使ったアクセサリーを作りたくて
買ったものの使わないで眠っている
布をTwitterで募集した

私自身、いつか活かしたいと言う思いで
布を沢山所有していた

アパートを引き払って九州へ来る際に
思い入れのあるものを断腸の思いで手放して来た
一部はゴミに捨て
一部は誰かに託した
泣きながら…

この先の人生
人、場所、モノに
誰かの意図で縛られ、固定される生き方から
自分を解放し
自分の意思で生きるため
この先の人生は全く分からないから
持ち物は極力少なくしたいと思い
沢山のものを捨てて来た

作りたいと思った時に後悔が過ぎった
後悔しても後の祭り

誰かの手によって
地球の資源を使い
誰かの時間と労力を使って作られた
行き場を無くしたモノたちは
世界にどれだけあるのだろう

そんな事を考えた時
捨てて来た私は
お金を稼いで材料を買うのではなく
今、存在するものを生かそうと
布の募集をしました
柄が気にいるとか気に入らないとか
素材がどうとか…
そう言う事ではなくて
来たものを使おう
そう思ったのです

そして、数名の方が布や糸や針、本…
使えそうなものを色々送ってくれました
最近、電動ミシンまで届いたのです
本当に有り難いです

そんな方々とのダイレクトメールや
同封してくれた手紙の中に
まだ会った事もない方の
日常、人生を垣間見ることが出来て
世知辛い世の中を
温かい、人の心で生きる姿を想像します

布と一緒に、名入れタオルを募集したら
タオルと布を送って下さった方がいました
そのタオルの「名入れ」
ハギレの布にエピソードがありました

その方のお父さんが大工さんで
お父さんの所から貰ったタオルだそう
嫁ぎ先はご実家から離れており
近ければ、娘の家も建ててあげたかった
大工さんのお父さんの思い
タオルに入れてある
住所、屋号は
お父さんの人生のバックグラウンド

沢山のハギレからは
家族のために作った服の切れ端
お嬢さんが小さかったころ
何かを作ろうと思って買ったけど
作りそびれた布かな…とか

様々な家族模様
人生を生きている証

家族と離れて来たから
家族の大切さが今になってわかる
家族であるところ
家族に縛られなくて良いところ
最近、良く考える

これは、タオルの名入れの部分も接いでみた

そうした温かい思いのある
私の所に託された
小さな布も接いでカタチにしよう
そんな事を感じながら
アームカバーや鍋敷きを作りました

届けて下さったみなさん
本当にありがとうございます

森&ひょうたん市場の活動として
集中して纏めて10個ずつ作りましたが
これからもぼちぼちと作ります
カタチに拘らず(╹◡╹)♡✴︎☆

布アクセサリーや布ぞうり、などなど
作りたいと思っているものに
なかなか着手出来ずいますが
こちらもぼちぼちと参りましょう!

自分で生きてるかな
自分自身を遠くから見つめて
コレで良いのか、何故そう思うのか
確認しながら
どんな時も本当の自分心の声を見失わず
日々を過ごしたいと思います

読んでくれてありがとう❣️

今、生きている皆さんの
未来を生きる人々の幸せを願いながら
雪の舞う阿蘇の森より

颯月(^ ^)

2020年12月〜この搾取とハラスメント、地球環境の破壊を容認する人の経済活動に薪をくべることをやめ、人々が自立して支え合う新しい経済や繋がりを創り出す目的で活動している宮崎県のひょうたん市場作りに参加予定。テントで寝袋のキャンプ暮らしになります。サポートで応援資金を募ってます!