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さっちゃんはね、

いい更新頻度と見せかけて、もう内容のない話します。

僕は皆からさっちゃんと呼ばれているが、いつからそうだったのかと云うと、母曰く助産師さんに名前を聞かれ、母がさつきですと応えると「じゃあさっちゃんだねっ」と言ったときからである。

つまり生まれてこの方さっちゃんと呼ばれ続けて早二十四年。(幼少期は自分のこともさっちゃんと呼んでいた。)

そして反抗期や思春期など、心が育つたびに価値観が変わっていくので、「さっちゃん」と呼ばれるのを嫌いになったり、好きになったりを繰り返していた。

かっこよくなりたいのに、かっこよさから程遠いと感じ悔しかったり、

親しくない人に呼ばれると、馴れ馴れしい奴だなと感じたり、

バンドを始めたての頃に、ファンの方にさっちゃんと呼ばれるのが嫌な時期もあった。
それはロックスターを目指す少年には、可愛がられてるようでお門違いな冠に感じたからである。

あと親しい友達や先輩に呼ばれるのは嬉しいし、当たり前のことなので、ファンの方々とは一線を引いていたいという気持ちもあった。

 

しかし、



ふと最近、


まだ「さっちゃん」と呼んでもらえていることが"奇跡"と感じる境地に達しました。



多大なる愛とリスペクトすらも感じ、後輩ですらも「さっちゃん」と呼んでほしい。

好きな先輩に呼ばれたときなんかにゃ、ドキっとする。特に金井さん。



これはきっと大人になるということではない。
けれど、悪い成長ではないのだろう。


そんなことを考えていました。


あとこれは余談ですが、恵太朗はバンド内で唯一「てら」と呼ぶ男である。
これは出逢いの場である、少年野球チーム 松原ファイターズ内での呼び名が「てら」だったから。(無論キャプテンには逆らえない)
監督やコーチ、小学校が違い、少年野球チームでしか会わない友達は皆「てら」と呼んでいました。





でもたまには恵太朗にもさっちゃんて呼ばれてみたいな。





あとあと、
ノリでたまにたんばさんや洸亮くんも寺本と呼ぶ時がある。
ノリでも今の僕は寂しいと感じるくらいに「さっちゃん」と呼ばれたい。



「さっちゃん」を欲している。

そんな夜もある。

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