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【FPS】スマホのビデオ設定にあるFPSとは

前回の記事で撮影機材の確認は完了しました。

早速、スマホを持って撮影にお出かけしようとされるかたもいらっしゃると思います。

撮影する時に、スマホのビデオも画質設定とかあるよなと気づいて設定画面を開いたら、1080HDとか4Kは画質のことだなと思う反面、30FPSとか60FPSとかって何だろうと思う方いらっしゃると思います。

今回はそのFPSとは何かということについて説明したいと思います。

FPSと聞くと、ゲームのジャンルの方が先に頭に思い浮かぶかもしれませんが今回は単位のFPSについて書かせていただきます。

今回の記事を最後まで読むだけで、FPSとは何かを人にわかりやすく説明できるくらいまで理解することができます。

また、活用シーン別にわけて説明しますので適切なFPSの数値で撮影できるようにしましょう。

まず、FPSとはFrame Per Second(フレーム パー セカンド)の略です。

つまり、1秒間に何枚写真があるかという単位です。

動画とは何かという僕の説明を覚えていますでしょうか。

動画とはパラパラ漫画のようなものでいくつもの写真が重なって出来ているものであると説明しました。

この重なっている枚数の単位がFPSです。

ここまでで、FPSとは何かおわかりいただけたと思います。

では実際に30FPSや60FPSで何が違うのかというと、一言で言ってしまうと動画の滑らかさです。

枚数が多く重なっている分、動画が滑らかに動いているように見えるのです。

実際に30FPSと60FPSで設定を変えて撮影ボタンを押して動かしながら撮ってみてください。

全然、動き方が違います。

では、基本的に撮影の時は4Kの60FPSで撮ればよいのかと言われると答えはNoです。

必要な場面に応じてFPSは切り替えたほうが視聴者に与える印象が違います。

例えば、基本的に24FPSは映画の撮影に使われることが多いです。

ハリウッドスターのトム・クルーズもテレビで映画を見る時は、FPSを下げてみてほしいと語っています。

最近のテレビは自動で60FPSになるように補正されたりしています。

これの何が悪いかというと、60FPSで見ることで映画特有の残像間や味わいのある映像が表現出来なくて、見ている人達が違和感を感じて安っぽく見られてしまうからです。

すごいこだわっていますよね笑。

このようにあえてFPSを下げることで表現するという手法がありますのでFPSの設定は慎重にしましょう。

では、Youtubeの撮影時はどのFPSがいいのでしょうか。

僕のおすすめは基本的には、24FPSか30FPSです。

画質も今のところは1080で大丈夫です。

なぜかというと、先ほどの表現の件もそうですが1番重要なのは動画の容量が4K60FPSよりも軽くなるところです。

動画も写真も画質が良ければ良いほど容量を圧迫していきます。

あえて画質やFPSを下げることで容量圧迫を回避して作業効率もあがるので一石二鳥です。

ただし、スローモーションを作成する場合は60FPSで撮りましょう。

再生速度を遅くするとFPSが下がりますが、40%ほどまで落としても違和感なく見ることが出来るからです。

ここまでをまとめるとFPSとは1秒間に何枚画像があるかの単位のことです。

そして、Youtubeの撮影をするときは24FPSか30FPSで大丈夫です。

60FPSで撮る時は、スローモーションを撮影する時にしましょう。

シーンに合わせてFPSを使い分けて撮影してみてください。





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