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2024年6月9日 メモ「人の財布2」

 ネタバレが含まれるのでこれからプレイしようとしている人は注意!

 前回、「人の財布」の初回考察で重要なものを見逃していたので再プレイ。Webサイトで拾える要素を大量回収でき、かなりの進展があった。

 前回の配信で財布の持ち主のブログを読んだ際、「続きを読む」をクリックしないというミスにより記事本文の最初の2行しか読めていなかった。今日の昼にこのミスに気づき、急遽2回目の配信を行なった。ブログから新たにわかった事実は以下の4つ。

  • 財布の持ち主には第2のブログがある。

    • 調べてみたいこと(刺殺事件?)があるのでもうひとつブログを作る計画があると書かれている。

    • 「当ブログは(中略)フィクションです。」という文言でGoogle検索するという少しずるい手で発見した。

    • 最後の記事にはパスワード付きPDFが置いてあり、これを読むことができればかなり真相に近づくことができると思われる。

  • 財布の持ち主はアルバイトをしている。

    • これは第2のブログからカウンセリングルームであることがわかった。5人いるカウンセラーのうちの一人であり、Webサイト内の予約フォームからは現在も財布の持ち主が指名できる。

    • 財布の持ち主は大学の心理学科に合格しており、この謎解きは「心」がキーワードとなっていそう。

  • 財布の持ち主は何かあると「おまじない」を唱える。

    • 具体的にどういうおまじないなのかは不明。後々使うことになりそう。第2のブログにあるパスワード付きPDFを読むのに必要なんじゃないか? と疑っている。

  • 財布の持ち主の現在の家族は本当の家族ではない。

    • 家庭に問題があるわけではなさそうだが、少し思うところはある模様。この気持ちが財布の持ち主に第2のブログを作らせ、後述する悲劇を引き起こした。

    • そのままの暮らしを続けていればよかったのに……。

 第2のブログからわかったことは以下の2つ。

  • 財布の持ち主の父親は刺殺事件の犯人である。

    • 前回は「自分を殺人犯の娘にした父親を恨んでいる」と考察したが、逆に娘として純粋に父親と会いたがっていた。

    • カウンセリングのアルバイトをしているのも心理学科を受験したのも父親の気持ちを知りたいという気持ちが原因。三徳包丁を買ったのも「気持ちが知りたくて」なのは財布の持ち主の異常性を示している?

  • 財布の持ち主は探偵に依頼して父親について調べてもらった。

    • 刺殺事件の「被害者」が実は「加害者」であったことを探偵に知らされ、父親が優しい人間であったことを再度確信する。

    • 父親には会うことができた模様。第1のブログの記述からも、父親に会えたことにかなり満足していそう。

 さらに、「当ブログは(中略)フィクションです。」で検索したことにより財布の持ち主が父親についての調査を依頼した探偵のブログも発見することができた。探偵のブログからわかったことは以下の2つ。

  • 財布の持ち主は父親と2回目に会ったあと車に轢かれて死亡している。

    • おそらく計画的な犯行。財布の持ち主が父親と会うことを不都合に思う誰かの仕業?

    • 探偵はメールアドレスを公開して「財布の持ち主がやりたかったこと」「交通事故の犯人」について情報を募集している。おそらく、ここにメールしなければ先に進むことはできない。メールはなんでもよいわけではなく、ある程度の考察を送る必要があるらしい。

  • 刺殺事件の被害者は財布の持ち主の本当の父親である。

    • 財布の持ち主には計3人の父親がいる? ①本当の父親(刺殺事件の被害者)②育ての父親1(刺殺事件の加害者)③育ての父親2(これはいるか確定してないかも)

    • 刺殺事件の加害者は被害者の恋人を逃がし、自身の妻とした。この時点で財布の持ち主は腹の中にいた。事件当日、被害者は加害者に実の娘である財布の持ち主を引き渡すよう迫った。思い通りにならなかった被害者が殺そうとしてきたため、加害者は財布の持ち主を守るために被害者を刺した。

 というわけで、刺殺事件の真相と財布の持ち主の安否については完全に明らかになったと考えてよいだろう。残る謎は「誰が交通事故の犯人か」だが、これは「カウンセリングルームの予約」「探偵へのメール」によって明らかになると思われる。
 刺殺事件の被害者が死亡している以上、現時点ではその身内くらいしか財布の持ち主を殺す動機がなさそうだ。そうであればかなり逆恨みに近く、あまり同情できない。財布の持ち主が行動を起こしたこのタイミングでの犯行というのも不自然だ。というわけで、怨恨による犯行ではなさそう。とりあえずすぐ思いつくのは以下の2パターン。

  1. 犯人は刺殺事件について調べられると困る人物。被害者に財布の持ち主の情報を流したり、何らかの協力をしていた? しかし、そのくらいで子供を殺したりするだろうか。

  2. 犯人は刺殺事件の加害者(育ての父親)。殺人者の気持ちを知るために三徳包丁を購入する、という異常な行動を知り、被害者の「血」を感じて恐怖してしまった。刺殺事件の際も加害者は被害者の姿を見て「無我夢中」になったため、いくら娘を愛していても突発的に殺してしまうかもしれない。

 まずはカウンセリング予約をしてみるところから始める。結果が出たら3回目の謎解き配信をする。

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