見出し画像

年末のテレビ番組を見て人間もたいへんだなと思いました

今年はテレビを買ったので、紅白を見てみた。そして、Huluでガキの使いも見てみました。

いやあ、若者から年寄りまで、みんな身体を張っていて、テレビに向かって頭が下がりました。ほとんど土下座したくなるほどだったよ。

紅白に出るのってそれだけで選ばれしものたちなわけじゃないですか。でも、そこに出たあとも、AKBは相変わらず投票で順位をつけられ、視聴率で順位をつけられ、そのあとどれだけ音源がダウンロードされたかとかCDが何枚売れたかとか言われるわけで、終わりなき旅だよね。

ガキ使では40も50も60も超えた芸人さんや俳優のみなさまが渾身の芸を披露していて、それがまたキレキレだったりして、どこまでいってもみんな晒され評価され競争させられ生きてかつ生き残ってるのだと思うと、

いやあ、なんてらくちんな世界に生きてるのだ、わたしって。

こんなにも自分の住んでる世界のぬるさを感じたのは、生まれ故郷の北海道羅臼町で、川上りする鮭の産卵シーンを見たとき以来。

あのときは、10分で1センチ進むかどうかの鮭の川上りをみて、いやあ、マジでおいら鮭じゃなくて人間でよかったとしみじみ思ったものだけれど、

人間もたいへんすね。

一年に一度くらいはテレビを観た方がいいと思った次第です。

写真はPPAPを歌う息子氏。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?