人は絆にお金を払う。『人生の勝算』(前田裕二)_047
商品を7度目にしたら、人は購買をしたくなるというような話を聞きましたが、いろんな場所でこの本の話を聞いて、購入。
とにかく感じるのは、昭和のにおい。
前田さんの主戦場であるSHOWROOMのビジネスの内容は仮想空間でのライブ体験なのだけれど、その「ネット系」ビジネスの話なのに、一貫して流れるのは、
熱であり、根性であり、共感であり、絆であり、リアルであり、ライブでした。
見城さんの「たった一人の熱狂」や、藤田さんの「渋谷で働く社長の告白」の文脈の続き、というような、感覚。
これって、古いという意味ではなく、らせん階段を一周まわって、今もう一度、そういう時代がきているのだなあという実感です。
最近ビジネス系で話題の本は、みんな、この「熱量」や「絆」や「信頼」の上に成立している気が、しています。
という意味で、とても今っぽい本で、勉強になりました。
あと、タイトルがすごくいいなあ・・・。
5文字タイトルって、もう、なかなか見つからないのですが、これはうらやましいタイトル。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?