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小器用な男と小器用な女が歳をとった話。

むかしむかし、あるところに、小器用な男と小器用な女があったとさ。気づけばもう42歳と43歳である。

42歳のおっちゃんと43歳のおばちゃんが(自分のことおばちゃんっていうの、めっちゃ抵抗あるなって気づいたけどそれはまた別の話)、是枝さんの『真実』の特別編集版を観て、是枝さんのティーチインを聴いたりして


努力できる力は、才能と呼ぶべきか
じゃあ、イチローは、努力できる凡人といっていいのか?
どこのクリエイターは目指していいのか?
どこを目指すと病むのか

みたいな話をしてた。

「チーム小器用」は、まあまあ世の中をうまく渡っているので、このままでも多分十分稼げるし

何の因果で、世の中はもっとビビッドだと知ってしまって、その世界を表現したいと思ってしまったかを、ちょっと後悔しながら、

でも、知らなかった人生よりは、知って苦しむ人生の方が良いかもしれないと、

小器用なりに思うわけです

いやわからんな、ここが悪夢の始まりかもしれない。

遅咲き
いや、咲けば、まだマシだ


一緒にいた小器用A氏が、今日の私のコラム(又吉さんの『人間』)をよんで才能についてちょうど考えていたというから、

それより、是枝さんの本を読んで、

いったん才能どうこうより、できることがまだ山ほどあって、それをうちらはまだほとんどしてないことを知ろうぜ、まずはそれからやろうぜみたいな話になり、

日付が変わってから渋谷のTSUTAYAで、『こんな雨の日に』を買うところを見届けて家に帰るなど

真実の特別編集バージョンは、スリーアミーゴスに幸あれ。イーサン・ホークさんがチャーミングすぎるのと、ジャックがうんうんそうであるよねよかった、感が素敵だったのだけど
私は通常版が好きだったなあ

吹き替え版、行かねば

それではまた明日。


書いている最中に、カトリーヌ・ドヌーブさんが入院の報。深刻な状態と記事にはあったけれど、はやいご回復をお祈りいたします。

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