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弱者である私の戦い方について(2024/9/4)

木下斉さんのジブン株式会社ビジネススクールに入学しました!
新しい学びってワクワクしますね。ビジネススクールの皆さんのnoteも楽しく読ませてもらっています。

今回のテーマは”弱者の戦略で勝つ”。

時間・お金などのリソースに制約がある弱者である私たちが、弱者の視点から勝ちにいくにはどうしたらよいのか、ということをお話されています。

私も幼稚園児と自宅保育児の年子の子育て中で、ビジネスの面では時間というリソースが圧倒的に足りていない弱者です。





弱者の戦略とは

改めて、弱者の戦略を調べてみました。

弱者の戦略の基本は、差別化戦略です。具体的な戦略としては、

・局地戦:スキマ市場やニッチ市場に競争の場を特化し、トップ企業と戦う
・一騎打ち:資源を集中し、トップ企業と戦う
・接近戦:強者に先んじて、顧客ニーズの把握や顧客へのコミュニケーション強化を図り、戦略の確度(商品のヒット率)を上げる
・一点集中:攻撃目標をひとつに絞り、強者の弱点を重点的に攻める
・陽動作戦:従来のパターン以外の展開を測り、強者を出し抜く

の五つです。

https://www.jmrlsi.co.jp/knowledge/yougo/my05/my0530.html

自分なりに勝てるスポットを探し、勝てる領域で戦うことが重要と放送では木下さんがお話されていました。

私の場合は何があったかなと振り返ってみると、実は弱者の戦略にのっとっていたのでは!?と思う気づきがありました。


私のこれまでのキャリア

私は新卒で日系企業(いわゆるJTC)に就職し財務部に配属されます。定年まで勤めあげる人がほとんどでしたし、当時は中途で入ってくる人も少なく、転職する人も少数派でした。居心地は良かったのですが定年までいるイメージがどうしてもわかず、そんなときに東日本大震災が起こり、当時設立3年目の金融スタートアップに転職します。

毎日何かしらの壁にぶつかり痺れることも多かったけど、人の働き方って多様で良いのか(新卒から定年までのレールから外れることが怖かったのは何だったんだろうという価値観の転換)、事業を育てていくっておもしろいと感じたことは大きな収穫となりました。

その後、産休育休を2人分連続して取得し、その間に会社が買収されることとなり、出産をきっかけに生活スタイルを見直したかった私はそのタイミングで退職をします。


興味の赴くままに、これまでと180度違うことを学んだ

出産をするまで、小さな子供と触れ合う機会がほぼなかった私。3時間起きの授乳が必要なことや赤ちゃんの睡眠は細切れなことなど初めて知ることだらけでした。
思った以上に育児は楽しくて、もっと赤ちゃんのことを知りたいな、子育ての役に立つことを学びたいなと思ったときに出会ったのが、妊婦と乳幼児の睡眠についての学問でした。1年半くらいかけて学び、国際認定資格を取得します。もう少し学びを深めたいと思い、保育士の資格も取得しました。

会社員としてはお金に関わる仕事をしていたのですが、育児が始まって今までと180度違う赤ちゃんのことに興味が湧いたんですよね。


コネクティングドット!

上の子が幼稚園に入園するタイミングで、自分のキャリアについて考える余裕も出てきた頃、またベンチャー企業に関わることができたらいいなぁと思うようになりました。新しい事業を育てていくこと、起業家をサポートすることがやりたいと思ったのです。

そんな時に見つけたのが、育児分野のスタートアップ企業でした。ちょうど睡眠の専門家を探していたとのことでお手伝いをすることに。フルリモート・完全フレックスなので時間の融通が利きやすく、育児とも両立しやすく今はこれがベストなバランスと感じています。

妊婦と乳幼児の睡眠の有資格者は数百人いますが、有資格者かつスタートアップ経験者となると、おそらく数名?。スタートアップ経験者だからこそ業界は違えど、荒野を乗り越えることも厭わなさそうと感じてもらえたことも良かったかなと思っています。

弱者の戦略でいうと、赤ちゃんの睡眠の専門家×スタートアップ経験というニッチな掛合わせで局地戦を戦えたのかもしれません。


ただ、クライアントワークなので時給で働くという枠からは抜け出せない・・・。ジブン株式会社の経営者としては、自分の事業を育てるという観点も忘れてはいけないなと痛感しています。

余談ですが、エントリーの際にSNSアカウントを入力する項目がありました。ちきりんさんのvoicyだったと思うのですが、採用の際にSNSアカウントをチェックされる時がくるかもというようなことをお話されていたことを思い出し、おぉ!と思いました。
ちょうど、赤ちゃんの睡眠について発信するアカウントを持っていたので、更新の手間はかかったけど作っておいてよかったと思う出来事でした。うまく使えば、SNSは人となり・興味関心をわかりやすく伝えられるので便利だなと感じます。


弱者だからこそ戦略的に

今回のことは、戦略的に弱者の戦略を取っていたわけではなく、振り返ってみたらそうだったのかも、という後付けでもあります。

私はこれからも弱者の立場は変わらないので、勝てるポイントを探すという戦略を持って戦っていきたいなと思いました。

特に、これからジブン株式会社の事業の柱の一つにしたいと思っているFP事業。もともとの私の得意分野でもあり長く関わってきたことでもあります。世の中にはたくさんFPさんがいらっしゃるからこそ戦い方は戦略的に。実践しながら学びを深めていこうと思います。

育児中は”時間が足りない”という弱者になりやすいけど、見方をかえれば”育児経験がある”という差別化にもつながる体験でもあると思うんですよね。
特に私は、育児中の方向けサービスに関わっているので、この視点は大切にしたいです。


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