「人の話はしっかり聞きましょう」って教えてもらいましたよね?

どうも、仕事に忙殺されているさとやんです。

今日は、入所されている男性と話をしていた際に、

「兄さん、何か楽しいことあるか?」と聞かれました。

つづいて、「楽しみもないと張り合いないやろ?」と

お気遣いをいただきました。


この方は認知症を患っていますが、身体も元気で、お話も大好きな方です。

今日の会話の中では若い時の仕事のことや、友人との交流、お酒を飲んだ時

の失敗談など冗談を交えながら楽しくお話をさせてもらいました。

昔の話をしている時は本当に楽しそうに話しており、それを一生懸命聞くと

いう姿勢を見せることができたことが、話の盛り上がりにつながったと感じ

ました。


全部が全部そうではないと思いますが、施設で介護をする職員は業務に追わ

れ、入所者の方とゆっくり話をすることができていないことがあるかもしれ

ません。

そういった環境で座ってゆっくり話をしていると「サボっている」とみられ

ると考える職員もいるようです。


この発想、違いますよね?


サボっているとみてしまう人も、サボっているとみられているのではないか

と思ってしまう人もどちらもです。


高齢者の方と会話をすることによって、高齢者は、

「話を聞いてもらった、よかった」と

感じることで精神的な安定に繋がります。


身体的なケアももちろん重要です。

しかし、高齢者とゆっくり話をすることで得られる効果も

とても重要です。


幼児の時や小学生の時に習った「人の話をしっかり聞く」ということは、

大人になっても大事なことなのです。


様々な経験をされてきた高齢者の方々のお話を聞かせてもらう機会を大事に

して、これからも生きていきます。

という生存報告でした。






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