里山社版元日誌 4月1週目
版元日誌、突然はじめてみる。
2024年4月1日(月)
ようやく6月に出す韓国翻訳短編小説集を入稿。3月ずっと小脇に抱えて手がつけられないまま一緒に旅してしまった。ようやく作業が一気に進んで、清々しい。ずっと終えられないことで焦っていたことに気づく。明日から展示準備にかかるので終えられてよかった!夜9時、木村セツさんに来週から始まる原画展のキャプションへの追加取材で電話。95歳の人にこんな遅くに電話していいのかと思ってしまうが、相変わらずお元気。こちらも元気になってしまう。
4月2日(火)
2月3月の出張で荒れた部屋のなかで、セツさんのキャプション作り。明日助っ人がくるのに部屋の荒れようが恐ろしい。言葉を削ぎ落としていくと、幹のような言葉が残る。一枚で完成する詩のようなイメージで。
4月3日(水)
6日から始まるエウレカの「セレクション展」にアーティストの方々に混じって小さな出版社として参加させてもらうことに。準備すべく、荒れた部屋を片付けながら展示に使えそうなものを探す。朝からエウレカのステイトメント作成。午後助っ人が来て、販売用の梱包を手伝ってもらい、エウレカへ一緒に搬入。今の社会や戦争の世について想像を促す作品も。私はどうか。
4月4日(木)
10日から始まるセツさんの今年の巡回展キャプションパネル制作。こちらもまた助っ人にボード作業を頼みつつ。昼に粉やなぎでうどん。うまかった。夕方から定例zoom会議。5時過ぎにパネル完成し、郵便局へ。
4月5日(金)
ずっと後回しにしていた英文の申請書にとりかかる。2時間くらいかけてようやく提出。今日は夜8時からTBSラジオに著者の上川さんが出るなあと、ただの視聴者なのに朝からそわそわ。源泉徴収の支払い。
夜、イケムラレイコ『どこにも属さないわたし』をすこし。
4月6日(土)
週2では休みたいと思ってるけど仕事が残ってる。大寝坊し、急ぎのメールを最低限返す。セツさん大規模展に向けた動画チェック。夜、フジーと里山通信のためのミーティングというかただのzoom飲みというか。