ならいごとの旅 in 台湾(4)ふくろうの森と藍文化の復興
「1匹のふくろうのためにここに森を買いました。」
卓也小屋は苗栗三義の山奥にひっそりと佇むこの世界から忘れられた山荘。
三義駅からは公共交通がなく、タクシーで山を登ること20 分。そこには堆肥を使った有機農業、大陸から伝わる客家の藍染めの服作り、多くの生命を育む水源、自然生態と調和した暮らしがありました。温かく、懐かしい伝統的な農村を彷彿とさせる桃源郷が広がります。
鄭オーナー夫妻が一匹のフクロウに出会い定住することになったというこの土地は、実はふくろうだけでなく、鷲やか