親孝行は日々の生活にあり!
「帰りに発泡酒買ってきて〜」
まだガラケーが主流だった頃、
私の仕事が終わる時間を見計らい
母が私の携帯に電話をしてきます。
私は寄り道をせずに母から頼まれた
発泡酒・350mlを2本を買って帰宅。
私が玄関のドアを開けると
母が満面の笑みで出迎えくれます。
父と姉は、仕事で帰りが遅く
母と二人きりでの食事。
私は、家ではお酒を飲まないので
母一人晩酌です。
母は、さっそく「プッシュ!」と
発泡酒をコップに注ぎ、ひと口。
「あ〜幸せ〜」と言わなくても
母の表情で心の中が