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9ボーダー/完走感想

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第1回を見たときは少々心配だったのだけれども。
よき最終回でした。

3姉妹も結末もそれぞれ。
恋愛だけじゃない、それぞれの世代の生き方を考えさせられた。

私、B級グルメが好きなのですが、このドラマはそんな感じかな。
カッコつかなくて、一生懸命で、それでも生きていく。

3姉妹とお父さん、そして周りの人たちの距離感がステキすぎて
今の日本ではもう夢物語のようなお話ですね。

そっか。大人用の「サザエさん」みたいな話でしたね。

          どうでもいいラストシーン

コウタロウと七苗がこれからどうなるのか全然想像はつきませんけど。
最後コウタロウが大場湯に戻った時に陽太が飛びつくのはスキだった。

きっと昔は当たり前だった「町」「家族」
そんな温かい世界も一歩外に出ると現代の風が見えてくる。

久しぶりに心温まるファミリードラマでした。
こういうドラマがスキなんですが、なかなか企画が通らないよね。

川口春奈、木南晴夏、畑芽育はそれぞれ世代別によかったし。
前半いろいろコザカシイストーリーが三姉妹を傷つけていたけれど
それこそ完走してみたら、梅雨明けでもしたような気分です。

松下洸平の独特の台詞回しはオジサンの僕ですら癒されます。
さりげなくYOUはまちがいない。
結局はキャスティングに失敗がないんですよね。
適材適所。三姉妹が美しすぎるのはいつの間にかどうでもよくなってる。
そういう芝居の力がいいなあって思う。

結論。
TBS恐るべし。


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