the fool around


いつだって君は僕の一番で
見よう見まねで真似をして
このままじゃダメだって
必死になって
その目標が君だったんだ
少しでも真似できたら
かっこいい人間に
なれるんじゃないかと思ったんだ。

情けない僕でもそれぐらいは出来るからさ
かっこいい君の真似事を
必死こいて近づくようにさ

つまらない事で笑いあった
自然と出来上がった僕らで
俺たち馬鹿な事をしてるなって
お互い思っても
あれが僕たちの青春だったんだよ
限りなく青く光った僕たちの色だったんだ

その色は徐々に薄れてしまったけど
それぞれの中にそれは光ってるからさ
無くすようなことはしないでくれ

笑いあった君を思い出して
あの時の笑顔に本当はあるから
黒く染まった姿を見せないでくれ
これからも君と笑ってたいんだよ
馬鹿なやつらで馬鹿な事をしてたいんだ。 

出会えて良かったなって思うんだ
こんな幸せなことはないってさ
落ちた時に思い返すのが君らなんだから
色々な人に出会えた
嫌なやつだっていっぱいいたし
居て楽しい奴だって沢山出会えた
でもさ、くだらない事で楽しめるのは
君らなんだよ
君なんだよ

言っておくけどさ
僕の喋り方なんて君の真似事なんだ
君がいなかったら間違いなく
今の僕はいないんだ
どうかどうか戻ってきておくれよ
馬鹿なことしてたな俺って言って
安心させておくれよ

笑いあった僕ら思い出して
あの時の笑顔に本当はあるから
輝いている君が僕の道しるべなんだ
いつだって先を歩いてる姿を見てたいんだ
そうじゃないと僕はどこに向かっていけばいい

星型のシール
暗闇になったら光るんだ
届かない天井に無理して貼って
真っ暗にした時の景色まだ覚えているんだ。
すごく綺麗で
友達とそんなことしたの初めてだったから
君は別に他愛ない事だったかも知れない
でも僕の大切な一ページになったんだ。
今もそれは光ってるんだ

君が僕をどう思っているかなんて
どうだっていいんだ
いや馬鹿だと思われていたら
悲しいけどさ
実際大した人間になれなかったけど
でも君は僕が憧れた人なんだから
少しは誇り持ってくれてもいいんだ

笑いあった時を思い出して
あの時の笑顔に本当はあるから
これから先辛い事だってある
この前だって死にたかったけど
僕は君らがいるからまだ生きていける

笑いあった君を思い出して
あの時の僕らこそが揺るぎない本当だから
ちょっとでも着飾ったかい?
そんなことはなかった
嘘ばっかりの世の中だけど
あれは真実だと断言できる

君が何を考えているかなんて知らない
知れるはずがない
僕は君ではないのだから
でも間違いなくこれだけはわかってほしい
君の帰りを待っているから
またみんなで馬鹿しよう

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