アイドル批判が、できませんでした~~!!

できませんでした!!

事の顛末

先日、深夜に軽い気持ちでアイドル批判のツイートをし、思いがけず拡散されました。自分のツイートが分断を生んでいる実感が湧いてきたので削除しました。それがこちらです。


こわすぎ


こわすぎ2

浅い知識と理解度でアイドル批判をしてしまったことを反省し、自分はなぜアイドル文化を問題と感じているのか、本気のアイドル批判をしようと思いました。元アイドルファンの人に3時間くらい話を聞き、諸々調べたりして自分の中で論を整理し、書き始めました。

いや、書いたんですよ。5000字ぐらい書いて推敲して3000字ぐらいのやつを書きました。そして書いてる途中に気づきました。

俺は、無力

ツイートに寄せられた反応や調べた結果を考えた結果、アイドルはどうも宗教そのものであることがわかってきました。で、自分がやろうとしていることは、人が信仰している対象と構造の問題点を指摘して、警鐘を鳴らしたいんすね。ある意味で、信仰を否定するわけです。

怖すぎ~~~

ハンパな批判したら、金属バットを持ったアイドル狂信者がバイト先にカチコミに来るかもしれないんすよ。その怖さを書いてるうちにしみじみと自覚しました。

もともと、「なぜ自分はアイドルを許せないのか」を考えていたのですが、それは突き詰めて言うと自分の哲学と倫理観が「推し活」宗教と相いれないからなんですね。なので、議論がその次元にいる限り、分断も生むし、「俺はアイドルが嫌いや!と大声で叫んでいるようなものなので、カチコミリスクも高まります。

ということで社会全体にとってアイドルがどのような役割を果たしていて、そこにはどのような搾取があり、構造の問題があり、どうするべきなのかという所まできちんと論じる必要があることがわかってきました。
そして、僕は社会学には全くの門外漢で(農学部です)、自分もアイドルオタクも納得する精度で論を展開させるのは、到底できなかったです。

ぐぬぬぐぬぬと唸りながらとりあえず3000字仕上げたのですが、「自論」の域を出ることが出来ませんでした。文系の人がゼミや輪読会などをやってトレーニングをするのってこのためなのか!と腑に落ちました。

と、いうことで、すでにあるアイドル論や、基礎的な社会学と倫理学の本を読んで考えるところから始めていきたいと思います。
期末試験があるので2月からやっていくぞ!

いや~~~緊張感をもって自分の無力を実感できるシチュエーション大好きなので、まさかそれをnoteの記事を書きながらできるとは思わず、びっくりしましたね。
対話も大事にしていきたいので、アイドルファンの皆様良ければ話聞かせてください。それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?