8w0d KLC卒業
今日、KLCを晴れて卒業することができました。
今年の1月末にKLCの門を叩いてから7か月。
長かった7か月。
1730受付だったけど、1700に到着してしまった。受付後すぐに尿検査を行い、結果をもらう。糖が±で、ややあせる。
そしてすぐに内診室前に呼ばれ、ほとんど待たずに内診へ。
緊張するひまもなくてよかった。
穏やかな男性医師が診てくれた。「赤ちゃん元気ですね。大きさは17mmくらいかな。右下が頭、上が足です。まんなか見えますか?心臓が動いていますよ」と声をかけてくれる。
ほーっっっとした。
そして少し待つと問診室に呼ばれ、「8週ですので、卒業でいいと思います」と言われる。
尿検査の糖のことを聞いたら、続くようなら精密検査だけど、あんまり心配しなくていいですよ、とのこと。
うーん、先週実家で、果物を浴びるように食べ続けたせいかなあ。(あとあと思い返すと、KLCに来る1時間前くらいに最中をひとくち食べたんだった。この影響?)
ついスマホで調べちゃったけど、心配になるだけなので、サッと切り上げた。
この1か月、明けても暮れても赤ちゃんの経過を心配し続けた。
これからもそうなんだろうけど、マタニティ時代の思い出が心配一色になるのも残念だから、ほどほどにしたいと思う。
尿糖のことも、産院の初診には-になっていることを祈ろう。
最後に処置室に呼ばれて、看護師さんからアンケートの説明を受ける。妊娠中期と産後1か月に送り返すもので、統計をとって産婦人科学会に提出するそう。
看護師さんに「おめでとうございます」と言われたから、少し感極まってしまった。
今日は受付からお会計まで、1時間弱くらいだった。
KLCの最速記録だな。
お会計時に連絡先を記入した資料を渡して、紹介状をいただいて、KLCをあとにした。
最初の移植は分割が進まず、移植直前にオペ室前で移植中止。
2回目の移植では陽性反応が出て、出生率9割と言われるも、胎嚢が育たず、胎芽が確認できず、6w5dで流産と診断。8wくらいで完全流産した。
そして3回目の今回の移植で、KLCを卒業することができた。
KLCは担当医制ではないし、メンタルのケアがないので、しんどいなーと思うこともあった(割り切っていたつもりだったけど、不妊治療中は想像以上にメンタルが繊細になる。わたしの場合は経過が気になってしかたなかった)。
だけど今、お世話になったなあと思える先生の顔をおふたり、思い浮かべることができる。
それがなんだかありがたい。
流産のときに応急処置をしてくれた男性のY先生、ホルモンチェックや2回目の移植、生まれて初めての心拍確認をしてくれた中国系の女性の先生。
優しく接してくれて、本当にありがとうございました。
それにやっぱり、わたしの妊娠率に限って言えば100%(2回の新鮮胚移植で2回とも妊娠)なので、KLCはすごいんだと思う。
今週末から、産科での妊婦健診が始まる。
これからが本番だ。
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