体外受精:1周期(分割確認〜終了)
前回の続きです。
▼D17 受精確認
指定の時間の10分くらい前に電話する(指定の時間だとなかなかつながらないらしく、仕事中に何度も抜けるのが大変なので)。
すぐにつながり、無事に受精しましたとのこと。よかったーと思う。明日の朝に分割確認の電話をするように言われる。
▼D18 分割確認+移植
朝、受精卵の分割確認の電話をする。分割は見られるも、スピードが遅いとのこと。移植前の受精卵の分割具合を見て、移植するかどうか決めるから、とりあえず昼過ぎに来院してくださいと言われる。この日は仕事の調整が大変だったけど、どうにか休んで行くしかない…!
12時すぎにクリニックへ。1時間ほど待合室で待って、問診。分割状態について説明を受ける。今朝の時点では2分割とのこと。移植直前に3、4分割まで進んでいれば、移植。朝の時点でのグレードは2とのことで、少し安心する。
培養士さんはちゃんと目を見て簡潔明瞭に説明してくれるし、優しい雰囲気で、いつもこの人ならいいなあと思う。施術の所用時間を聞くと、「本日は移植する方が多くて25名います。移植までには少なくてあと1時間以上はかかると思いますね…すみません」と親切に教えてくれた。
言われたとおりの1時間後、施術のフロアへ呼ばれる。ナースセンターにて、移植後に服用するデュファストンとフロモックス(抗生剤)をもらう。判定日が書かれた紙まで渡されたので、移植できるんだね!?と少し安心する。
リラックスルームで少し待ち、お手洗いを済ませて、いよいよオペ室へ。緊張しながらオペ室に入ると、なぜか医師が出てきて、開口一番「ごめん!」。びっくりして固まる。どうやら受精卵の分割が進んでいなかったそうで、「この状態で移植しても成績がわるいから」と移植中止を告げられる。ここでか!と唖然とするも、言われたとおり、着替えてナースセンターへ。
ナースセンターでは「ごめん!」の医師から、あさっての朝に培養室に電話して受精卵の状態を確認するように言われる。
分割が進んでいれば来院して採血し、ホルモン値が移植に適していたら移植。来院できない場合は、凍結して次周期に移植。
受精卵がそのまま育たず、次回採卵からの再スタートであればクロミッドを使いましょうと言われた。
▼D20 分割確認
電話で分割確認をするも、結局受精卵は育っておらず、この周期はこれで終了。
30分くらい夫と一緒に落ち込み、そのあとはわりとすぐに立ち直る。
こんなことが起こるなんて想像していなかったので、一筋縄ではいかないなあと思った。
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