体外受精:3周期(ET13 判定日)
会社を半休してKLCへ。
今日も手が熱いし、おなかも張っているような感じで、これはもう陽性でしょと思う反面、陽性だとしても数値が低いかもしれない、いや、これ全部生理前の症状で陽性じゃないかもしれない…などとぐるぐる考えてしまう。
不妊治療はつらいと言うが、わたしの場合はまさに今日のような、「ジャッジ」の日がいちばんきつい。
夫とクリニックへ行き、血液検査を受け、診察を待つ。血液検査から50分後くらいに、ついに呼ばれる。
結果は、陽性。
βhcg 202.7
P4 17.0
E2 392
4か月前に初めて陽性判定を受けたときは思わず涙ぐんだけど、もちろん今日もうれしかったけど、やはり2人とも冷静。
夫を見ると表情ひとつ変えておらず。
陽性判定に対してほぼ無言の能面夫婦に、医師はひいてたのではないか。
hcgの1日あたりの伸び率を聞いたところ、1.5倍だそう。
本当はET12で判定を受けるものなので、きのうだったら135くらいだったのかな、などと考える。
自分がどう行動しようと卵の運命は決まってるんだよなあと思いながら、「ふだんどおりの生活で大丈夫ですか?」と聞いたら、「そんなわけないじゃないですか、あなた妊娠してるんですよ?」と呆れられたので、あ、おとなしめに過ごしますと返した。
診察室を出て、わたしはジワジワうれしくなったけど(もちろん顔には出さず)、夫は、ひとまずよかった、と冷静な感じ。
前回の流産のときは心拍が確認できなかったので、心拍が確認できれば安心できるのかなと言っていた。
新宿駅ビルの甘味屋さんで、ひとまずのおつかれさま会。
なんとなく抹茶を避けて、わらび餅にした。
夜になって、P4の低さが気になってきた。10日くらい前、体温が上がらなくてKLCへ行ったときは22あったのに、17に下がってる。
P4は妊娠維持のために重要で、足りなければ薬で補充するものらしい。
クリニックによっては、20台後半はほしいと言っているところもあるようだ。
医師には、ホルモン値は出ているので、というようなことを言われたから、大丈夫なんだろうけど…
さんざん検索したのち、気にしてもしかたないかーと思ってやめる。
流産したときの判定の結果を見返すと、どの数値も申し分なかった。
これで流産するなんて、ふつう考えられないよなー。
数値は、参考にはなるけど保証にはならないんだなということを学んだのだった。
前回に比べたらぜんぜん実感がわかないが、とりあえず景気づけに買ってきた「初めてのたまごクラブ」を読んで、今の状況を楽しもう。
次回は1週間後。胎嚢確認です。
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