あの頃の私へ
前の彼氏と別れる時の日記が出てきた。
懐かしかった
1年半前の事なのにもう何年も経ったみたいで今はもう笑って読んでた。
【9月3日】
今日で半年くらいかな
でもA君とはもう１ヶ月くらいLINEも電話もしてない。
好きを数え切れへんほど聞いたし
寂しいって泣いた回数数知れず
電話した回数より出来ひんかった回数の方が多くて
幸せで笑う回数よりも寂しくて泣いた回数の方が多かった
Ａ君のLINEの返事もどんどん素っ気なくなった
私が甘えるから好きを沢山伝えてしまうからＡ君の中から不安が消えて余計相手してくれへんくなったんかな
Ａ君は残酷だと思います。散々好きとか寂しくさせへんとか守るとか言っといて、私がいざ好きになったら離れていく。
Ａ君は私を全部否定する
めんどくさいんやろうなあって思うし、その度に嫌いになりたいって思う
会いたいって言ってくれるけど「嘘つけや」って本気で思ってる。会いたいって思ってる相手に送るようなLINEには思えん。
「好き」さえ分かれば何だって許せる。女の人に会いに行こうが夜を一緒に過ごそうがLINEが素っ気なかろうがどうでもいい。自由に生きてほしいって思う。それが私の精一杯の譲歩でした
でも、君から好きは一切伝わらへん
伝わるのは「めんどくさい」「また言ってる」「ほっとけば直る」そんなんばっかり
被害妄想かなあ
でもＡ君と会ってる時は好きがほんのり伝わるけど会ってない日はほんまに伝わらへん
適当に会いたい言っとけば良いと思ってるんやろうなあって感じる
Ａ君は「お互いが我慢するのは嫌」って初め言ってくれてたけど、Ａ君は自分を変えるつもり無いやろうから２人が一緒にいるなら私が我慢するしかない。でも最近疲れてきちゃった
私は私を好きになってくれへん人を好きでい続けるん辛い
私が分かろうとしいひんからＡ君の好きが伝わらへんのやって前言ってたけどほんまに自分に非はないって思う？LINE冷たくない？2割程度がほんまに丁度良い好きなん？私は寂しいけどそれは私が悪いのかな
でも全部言ったらＡ君の負担になると思った
泣いたら困らせるって思った
嘘でもいいから好きって言ってほしかった
でも本当は嘘なんか嫌やった
この先もずっと名前を呼んでほしかった
変わらず好きでいてくれるならそれ以上の幸せはないって思う。でもＡ君は変わっちゃった。
そんな君はもういらない。
Ａ君に相手にされへんくてただでさえ不安やのに生理前になると不安が大きくなって余計寂しくなる。息ができひんくなるほど泣いたりした。だから他の男の人に頼るようになった。だって君の前では泣けなくなってたから。安心できる場所がほしかった。好きだよって笑って言える人がいい。……我儘だって言わなかったよ
多くをＡ君から求めた事なんてなかった
…優しく抱きしめてほしかったただそれだけやったのに。
Ａ君から送られてくる「君の〇〇が好き」を聞くのがとても好きだった。言わなくなったね
私に「下唇噛むの癖だよね」って前言ってたから私は意識的に唇を噛むのをやめました。今ではもう自分の唇を嫌いになりましたしキスも嫌いです。誰ともキスしたくないから赤い口紅を付けるようになりました。でもいつか、色を移せるくらい、好きだと思える人と出会いたい。
「頑張ったね」「偉いね」も言ってくれなくなった。
この世の中で女の子は人さえ選ばなければ誰とでも寝れる。Ａ君に黙ってセフレと何回も朝を迎えました。罪悪感も少しづつなくなっていって心が痛くなる事に全部蓋をした。その方がまだ自分を保ってられる気がしたの。自虐的にも好きを壊していってたんだよ。そんな事をも知らずに君は私を好きだと言って抱く。それが私は吐きそうなほど嫌いだった。君は私を好きではない。それに私は気付いているのに君は何も知らない。もう私を知ろうともしなかった君は私の存在価値を喪失させるには十分だった。
Ａ君の“ 好き”はどんどん薄っぺらくなっていったんやなあって感じてたし私も薄く薄くしようとしました。効果は抜群でＡ君を不必要とするのに時間はかからなかった。だってＡ君以外の男の人の方がまだ私を求めてくれた。
電話にでてくれた時の「なに？」だけで私は一日中泣けました。そんなにめんどくさい？ごめんねって泣き続けました。それくらいの時期に私は自分を捨てました。
手に入ったら満足しちゃったんかなあ
でも私はあなただけが悪いとは思わない。私はあなたとは違う。自分の非を認められる人間だよ だから私は1から始める事にした
私は変わろうと思う。次好きになる人が出来たときは続けられるものを一つつくる。
今の私には1番難しいことだけど
「好きな人の事しか求めない」
続けて見ようと思う。
それは今後きっと私の強みになると思う。
ってかそうさせてくれる人がいい。
私はＡ君がもう好きじゃないよ
今度こそ、Ａ君に合った新しい“ 好き”を探してほしいし私もそうする。
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これを書いたあとすぐにLINEで何を伝えようか迷って
「今まで沢山ありがとう。ばいばい」
って送ったの覚えてる。
なんでも綺麗事で終わらす君は底辺で男が嫌いだと言ってた私を口説く君は滑稽でそんな君を好きになった私は面白くも可笑しくて無様だった。
私を抱きしめてくれるそんなＡ君が好きでした。でもそれは私を好きな人なら誰でもしてくれる。Ａ君じゃなくてもしてくれる。それなら変わらず私を好きでいてくれる人を好きになろうって思ったし私は貪欲にも求められたいと思った。
今日、あの頃の日記をまとめて捨てました。