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演劇

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演劇はいいぞー
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2021年12月の記事一覧

演劇には魂の爆発を感じる瞬間があります。
理屈ではなく本能に語りかけてくるような、心の奥底から熱くなるような感覚。
生で演じているからこそ感じることができる気迫があります。
台詞だけでなく、汗や空気、人間の持つエネルギーそのものを感じる瞬間がたまらなく好きです。
演劇はいいぞー。

何もなくても、演劇はできます。
ブサイクでも、カッコよく見せることもできます。
お金がなくても、演出で壮大な世界を描くこともできます。
選ばれなくても、作品を作って舞台に立つこともできます。
特別でなくても、演劇はできます。
でも、好きでなければ苦しいです。
演劇はいいぞー。

「THE END」という芝居が好きです。
どれだけバカにされても大切なものがあります。
それを捨てることで仕事や収入が増えたとしてもそれは自分がなりたい自分ではないのです。
周りから見ればどれだけかっこ悪くても追いかけているのは自分がなりたい自分の背中なのです。
演劇はいいぞー。

「この世に必要のない人間なんていない」と感じさせてくれたのが、演劇でした。
誰でも必要としてもらえる瞬間が必ずきます。
自分にとっては当たり前のことが、他の人にとっては特別なこともあります。
人との違いは才能です。
だからこそ、才能のない人間なんていません。
演劇はいいぞー。