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好きな人とだけ仕事をする。仲間を募集しています。

はじめまして、よねざわです。札幌でFire Cracker株式会社というIT企業の代表をやっています。

Fire Cracker社を起業して早2年。ようやく仲間を広く募集できるタイミングになったので自社を紹介するnoteを書く。

本noteでFire Cracker社を知って、少しでも興味を持ってくれた人と話をしたい。カジュアル面談ですらなく雑談で終わってもいい。こんな変なnoteを読んで興味を持ったのだから、きっとメッセージをくれた人は自分たちに近いなにかを持っているはず。

なので、これを読んだ人が

  • よねざわへメッセージを送ってみる

  • このnoteに興味がありそうな友人にシェアしてみる

という行動につながれば目的は達成。返信率100%なので遠慮なくメッセージしてくれることを願っている。


自己紹介

出身は北海道北広島市。北海道に馴染みのない人には「広島県?」と勘違いされるので「札幌近郊出身です!」と紹介していた。これからは「日本ハムファイターズの新球場のある街ですよ。」と説明できるのでありがたい。

昔からゲームとインターネットが好き。小5の時にWindows98でネットをつないで、掲示板でレスバトルを繰り広げてた記憶がある。そのせいか今ではTwitterやSlackが好き。インターネットのカルチャーが好き。

20歳の時に北海道大学の情報理工学科に入学。それから現在に至るまでソフトウェアとインターネットの世界に身を置いている人間だと思う。社会人以降をざっと羅列すると

  • DNPグループのSIerでシステム開発の基礎を学ぶ

  • ウフルというクラウド × IoT ベンチャーにてクラウド・SaaSを学ぶ

  • フリーランスで個人Webサービス開発(別note参照)

  • 渋谷にてCTOとして共同創業し新規事業立ち上げに従事

  • 2021年に札幌で起業し現在は IT / DX コンサル業を主軸に

という感じ。

システム→クラウド→新規事業というキャリアを経験した上で、好き×得意×需要が重なったのか偶然にもDXコンサルに行き着いている。DXプロジェクトも1企業にとっては新規事業に近いので似たようなアプローチですすめている。


これから

ここでは、Fire Cracker社は何をやるのか、どこへ向かうのか、おおげさにいうとミッション・ビジョンみたいなところの話をしていく。

実は起業当初から

ミッション
「テクノロジーで体験をアップデートする」

ビジョン
「最高の体験を届ける」

https://firecracker.jp/

と言っている。

目指すことは大きく二つ。

1. 「課題解決型企業」になる

企業(以下クライアント)が抱えている課題をテクノロジーを利用することで解決し、クライアントの売上向上・営業利益の最大化に繋げる。一言でいうとDX寄りのITコンサル。

とにかく課題発見 × 課題解決にフォーカスする。

課題発見は本当に重要。ここがズレると全てがズレる。課題解決の手段であるITツールだけ導入しても課題に対応していなければ解決はしない。課題を分解していくと当初思っていた課題とは違うところに課題があるかもしれない。その課題を解決するにはテクノロジーを利用する必要がないかもしれない。課題は課題だが今取り組む必要がないかもしれない。課題と思っていたものが課題でないかもしれないし、課題と思っていなかったものが重要な課題なのかもしれない。この本質的な課題に対する目のつけどころをハズさないために、自分は直接クライアントと頻繁に話すことを重要視している。

課題に対する解決の手段として、新サービスを導入した場合や新しい運用方針の業務フローを設計する。そしてクライアントが自走できるまでの運用を伴走で支援していく。今まではSalesforceというサービスを中心にSaaSの運用推進を支援していたが常に最新のトレンドに沿って今後はNotionやChatGPTを組み込んだ運用支援を提供するかもしれない。一方、ExcelやLINEの運用を維持したままの支援も全然ある。ツールはExcelでも運用を磨けば効果は出るケースもたくさんある。このようにクライアントの状況に応じて、改善すればインパクトがある課題に注目してサービスを選定し業務フローを設計する。最終的にクライアントにハマらなければ意味がない。

AIに触れておく。SaaSなど各種サービスに組み込まれていくAIの進化が今後どれくらいのスピードでどのレベルまでいくのかは想像ができない。というよりは、奴らは必ず想像を超えてくる(しかも突然に)。だからこそ自分たちは常にテクノロジーの最前線に身を置き続けて、AIを課題解決の手段の一つとして使いこなしていく必要がある。自分たちを最新にアップデートしていくことで「複数の最新サービス → Fire Cracker → クライアント」のように価値提供していく。今後数年間を「課題解決」そして「テクノロジー」という領域に賭けていくことは良いポジションだと思っている。

以上のようにテクノロジーを活用して課題を解決しクライアントの業務体験をアップデートしていく。これがやることの1つ目。

さぁ、ここまではずいぶんと固めの文章になってしまったが、これ以降はあまり人目を気にしすぎず、自分の好き勝手に書いていく。

2. フェスを10年以上安定して主催する

「先生、課題がなくなったら、人類はどうするんですか?」

進撃の巨人から幼少期のエルヴィン。本編ではとても良い質問をしている。

Fire Crackerという会社を作った当初の理由はフェスを1事業として安定して開催し続けるための基盤として必要だったから。もしフェスが延期や中止になれば巨額の赤字が出るかもしれないが、それを余裕でカバーできるぐらいの企業規模になってやるぞ、というのが一つの指標。

なぜフェスなのか。

その前にFire Crackerのビジョンである「最高の体験を届ける」について。最高の体験とは自分の解釈だと「この時間がずっと続いてほしい」と思えるような瞬間のことを指すのだと思う。そんな瞬間はこれまでいくつかあって、それはどれも「フェス」や「ライブ」の要素を含んだものだった。最初はただ自分が好きだから、自分が知る限りの最高の体験というものがフェスだからそれを実現してみよう、というシンプルなロジックだった。

ただ、営利企業として大きく儲かるわけでもないフェスという事業をやろうとすることに葛藤も抱えていた。そんな気持ちの中、昨年、世界最大の祭典であるワールドカップを観にカタールに行ってきた。

初めてのW杯現地観戦

もともと国際経験が少ない自分にとって何十という国籍の人々が異国の地へと一度に集まる期間は、あの熱かった日本代表戦以上に貴重な時間になった。

日本代表ユニフォームを着て一緒に応援してくれた他国のサポーター。知り合いでもない、言葉も通じないのに街中で「Good Game!」とグータッチをする瞬間。ただの感情論だけど「今後この人たちと戦争することになりたくないよな。」と思った頃、ストンと腑に落ちたフレーズに出会う。

FOOTBALL UNITES the World

この言葉の通りだった。フェスをやる意味は世界を繋ぐため、広い視点で言えば世界平和に繋げるために、やる意義があるかもしれないと思えた瞬間だった。

世界はすごい勢いで課題が解決されていっている。課題が解決されていく最中や、解決され尽くした後の人類の体験についてもフォーカスしていく必要がある。結局、人類は良い体験をするために課題を解決しているのだから。

もしかしたら数十年後(自分は十数年後を予想w)には、本当に課題がこの世からなくなるかもしれない。その瞬間、その境目を体験できるかもしれない。そんな幸運な時代にせっかく生まれたんだから自分自身、最高の体験をしていたいし、最高の体験を世の中に提供していたい。

正直、課題が解決された後の人類の未来を想像すると、すこし畏怖のようなものを感じる。まるでドラクエの全クリ後のような虚しさがあるんじゃないかと。その反作用で虚しさを紛らわすような行為へと人類は向かってしまうんじゃないかと。だからこそ、フェスのように人と人をつないでいくことに貢献したり「今」にフォーカスできる体験を作っていくことができるなら、それで良いのでは、と今なら思える。

以上のような思想とは全く別の観点で、いちスタートアップ企業がフェスの主催をすることについて、先駆者であるCreemaさんの記事にまとめられている。実際にやったことがある大先輩なだけあって、記事の中ではとてつもない深さと鋭さで言語化されている。主力事業を興しカルチャーとして根付くフェスを…カッコ良すぎる。


これまではFire Cracker社が今後、目指すことについて話をした。以下、Fire Crackerという社名の由来の話から、いつの間にか醸成されつつあるFire Crackerのカルチャー、こんな人が自社に向いているかもといった話をする。

会社名の由来

「firecracker」とは、英語で爆竹や花火の小型品を指す言葉です。これらは、祝祭やイベントで一般的に使われるもので、小さな火薬が詰められた紙製の筒でできています。火薬が点火されると、火花や小さな爆発音が発生します。また、比喩的な意味として、非常に活発で元気な人を指す場合もあります。

Model: GPT-4

辞書的な意味ではこう。ただこの言葉の由来を知る人は知ってるはず。100人と名刺交換したら1-2人は気づいてくれる。気づいてたけど指摘しなかった人がいたらおそらくそれで正しい。1文字スペースがある「Fire Cracker」はそれしかない。

あとは個人的に焚き火が好きだったり後付けで「Fire事業部は1→10をやり、Crack事業部は0→1をやるんだ」みたいな妄想もしてたりする。

とまぁ、いろんな理由があったりするが、この名前にした一番の理由は5年後にしょぼい会社になっていないようにという気持ちでつけた名前だ。おかげさまで今の会社の状態と会社名が全く釣り合ってないことに不満を抱えてる。もっともっと爆発したいと思ってるし、マインドみたいなものは社名に確実に引っ張られている。



これはヒゲダンのPretender制作ドキュメンタリー。定期的に見返しているのだが、この動画の見どころはツアーのリハ中に新曲を制作してしまう異常なほどの熱量、熱狂、没頭。こういう瞬間を心の底からうらやましいと思うし自分も体験したい。会社という組織をバンドのような形で捉え、会社名の通り爆発していけたらそれこそ最高の体験になるのではないだろうか。


好きな人とだけ仕事をする

これを言葉にするには少し勇気が必要だった。でももしかしたら当たり前のことを言っているかもしれない。これは大前提、相手のことを好きか嫌いか判断するという話ではなく「なんか良いよな」「感覚近いよな」と感じ合える人とだけ一緒に仕事をすることに決めた。そして少しでもそう思ってくれた人は、どこか外れたところがあって熱いモノを必ず持っているはず。

自分は万人に好かれる人間ではなく、自身のゾーンの狭さが悩みだった。だけどそれには「深さ」があることに気づかされてから、そのことはそんなに悪くない気もしている。そういう人たちだけを集めて全員が一つの方向を向いたときには、想像もつかない大きいことを起こせるはず。最強のコンテンツは人。

いつもこんなことばっかり考えている一方で、人の数だけ正義があることも知っている。だから自分たちの組織だけでも、その正義の「粒」を揃えていきたい。

信(キングダム18巻)


インパクトを残す

自分たちがやるからこそ意味がある価値みたいなものを残す必要があると思う。クライアントの場所にこだわりはないが、自分たちが札幌(北海道)という拠点を変えるつもりはないのは、周りと同じようなことをやっても意味がないから。

東京の100が101になることと、北海道の10が11になることは同じ+1でも1%成長と10%成長の違いがあるよね、という考え。

自分が憧れる会社でもあるSnow Peakという会社は新潟県発で素晴らしいプロダクトを生んでいる。DONUTSという会社は自己資本経営ならではの事業展開をしている。彼らのように自分たちにフィットした独自のポジションをとってインパクトを出していきたいと思う。

また関わる人をWin-Winにしたい欲求も強い。Salesforceの思想に「カスタマーサクセス」という概念があるのだが、いつの間にか似たような思想が染み付いていた。

カスタマーサクセス(Customer Success)とは、製品やサービスの利用を通じて顧客の成功を支援する意味を持つ言葉であり、メーカーやベンダー側が根底に持っておきたい概念です。カスタマーサクセスの充実は、顧客のリピート率や顧客満足度の向上に影響するため、近年注目を集めています。

https://www.salesforce.com/jp/hub/crm/customer-success/

このように、やるからにはクライアントの成功を基点におく組織でありたい。

ところでSaaS的な思想が自分に染み付いたのはいつからだろう?新卒で入社したSIer時代のことを思い出す。案件共有会の時に「このプロジェクトの経験を活かして水平展開できます。」という主張に対して1年目の私は「それだと開発を依頼した1社目が損しないですか?」と質問した記憶がある。このようにフェアでありたいという欲求は昔からあるのだと思う。

カルチャー

以下の3つを大事にしている。

  • オープンマインド

  • ファクトベース

  • 自責思考

オープンマインド:新しい考えや意見を受け入れる姿勢。異なる視点を尊重し、柔軟に対応。自己成長と他者理解のための好奇心と寛容さ。

Model: GPT-4

自分の経験上、ITベンチャー系、とくにSaaS業界の人はオープンマインドな人が多いと感じる。SaaSの特性上、サービスの満足度が高ければ継続されるし低ければ解約されるのでフェアな精神を持った人がフィットする業界だからかもしれない。

その他、Zoomのカメラはオンにしたいと思う、Slackのプライベートチャンネルはいらないと思う、メールでBCCを使ったりするようなクローズドなやりとりが苦手。出しづらい情報も勇気を出して全てテーブルに出す。お互いそれを受け入れて「じゃあこれからどうしようか」とポジティブになる方向で一緒に考えたい。

好奇心も重要。様々な業種の業務を聞いて「知らなかったことを知ることができて面白い」と感じることができるか。新しいサービスについて関心があるか。究極的にはに興味があるか。

ファクトベース:客観的なデータや証拠に基づく判断や意思決定。情報の正確性確認と検証を重視。感情や先入観に左右されない考え方。

Model: GPT-4

ファクトベースについて。ITコンサル系という職種上、ファクトベースで思考できることが重要になってくる。ヒアリングでも数字の部分はめちゃくちゃきく。バイアスからは逃れられない前提で動く。

内部のコミュニケーションにおいても情報を隠さずに正しく出せるか、という意味でオープンマインドと密接に関係している気もしている。

自責思考:自己改善に向けた責任感。失敗や問題を受け入れ、自分の行動や決定を見直す。自己認識と向上心を持ち、学びを重視する考え方。

Model: GPT-4

自責思考について。これはもしかしたら「思考を放棄しない」ということに近いかもしれない。事実を認めずに他人のせいにしてしまうことも、過度に自分を責めることで思考から逃げることも思考を放棄しているに過ぎない。結局は自責思考で考えた方が効率良く物事がすすみやすいという話。「もし自分が今の100倍優秀だったら、できたことはなんだろう」という言葉でいくらでも成長できる。

以上3つの軸が常に求め続けていくところ。これらの軸がブレていなければ、現状のスキルなんてどうでもよいと思っているが、最低限求めるスキルについてふれておく。

  • 文字の読み書き

  • 自ら動く

  • 理解される

文字の読み書きについては職種的にはもちろん、これからのAI活用時代では最重要になってくる。また直近は数名規模のベンチャーになるため、自ら動いていく姿勢が必要。そしてひとりよがりにならず他者に理解されるように努めよう。


これまで

こちらについては後日、別noteで公開予定だが読まなくてよい。なぜならこの部分が一番長い(1万字いくかも)し「これから」に共感をしてくれた人と話をしたいのでそもそも読む必要がない。ただ目を通してみると「過去」の経験が「今」を形成し「これから」へと繋がっている裏付け的な意味合いもあるので、興味がある人は読んでみると良いと思う。

中身としては個人の歴史のふりかえりを中心に、個人の欲求である「新しい景色を見たい」について、はたまた好きなYouTubeチャンネルまでと、多岐に渡って記述予定。


最後に

このnoteの最終目的は「よねざわと話をしてくれる人が増える」というものだった。「あの人なら興味あるかも」と心当たりがあるなら、その感覚は正しいので迷わずこの記事をシェアしてほしい。そしてこのnoteを読んで少しでも何かを感じ取ってくれたなら、準備は何もいらないので雑にTwitterからDMあるいは公式HPからメッセージをしてほしい。あなたに聞きたいこと、話したいことがたくさんある。



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