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【さとしとミライ.7】さとしさんが描く鶴岡の未来

こんにちは。ミライです。
鶴岡市議、山形県議を経て、新たな挑戦を行うさとしさんに
これからの鶴岡への夢について、伺いました。

さとしさんのモットーは「人の話をよく聞くこと」
{聡}=公の心を耳で聴く、こと。
コロナ禍でコミュニケーションが難しい時代でも
「みんなの声に、心と耳を傾けて聴く」

――今の鶴岡市に思うこと
「まずは街に活気を取り戻したいですね。どんな状況であっても、以前の鶴岡には解決しよう、挑戦しよう、という活気があったと思います。常に人の行き来があり、情報の行き来がある。それがあってこその活気だし、鶴岡が持つ資源や人と、他地域や異業種の人たちが交流することで、また新しい活力が生まれてくるんだと思います。今、人と人とのつながりや、ネットワークが途切れてしまっているように感じるのは残念なことです。

これを解決するには、まずは『トップの姿勢』が重要だと思います。『トップのアクション』、「行動」というのは非常に大きいと思いますし、みんなどんどん面白いことしようよ、という市全体の雰囲気がほしいですね。」

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鶴岡の伝統にプラス、新しい挑戦を後押し。
人と人、他地域、異業種との交流を盛り上げて
鶴岡だからこそ生みだせる「新しい価値」を創出したい。

――コロナ禍の時代の「みんなとともに、市民とともに」
「確かにコロナの時代には『集まれない』というのはあると思います。今までみたいなやり方はできなくても、オンラインやSNSなど、いろいろと方法はある。これからワクチン接種が進めば重症化するリスクは減ってくるでしょうし、もちろん感染対策はしっかりとしていきますが、実際に会って話すという機会は大切にしたいですね。」

「私がモットーとしているのは『人の話をよく聴く』ということです。私の名前もそうですが、『公の心を耳で聴く』ということ。これは『みんなの声を、心と耳で聴く』、ともいえるとは思います。
自分がいた航空会社は、運輸業じゃなくて、サービス業なんです。お客様あってこその会社だし、お客様の声をちゃんと聴かないとダメなんです。接客の部署に何年もいましたから、当然クレームもありました。でも、クレームって逆にチャンスなんですよね。ご指摘をちゃんと受け入れて、謝罪もして『これからこうします』と説明する。心から誠意を見せて対応すれば、お客様は許してくれるし、それで『また使うよ』と言ってもらえる。そういった経験を何度もしてきたので、人の話を聞いて、相手の立場に立って対応することを大切にしています。」

佐藤さとしの「信念」と「俯瞰して地域を考える視点」

「よく政治は『信なくば立たず』(『論語』の一説から。政治は民衆の信頼なくして成り立つものではない) と言いますけど、私も『信頼関係』が一番だと思うんです。それは市民の方ともそうだし、議会、市職員、すべてのみなさんとの信頼関係を一番大事にしています。」

「私には鶴岡市議会議員、県議会議員、航空会社にいた、という経験がある。JALにいると、アメリカだ、ヨーロッパだと、いつも海外の話題で会議をしているので、世界から見た日本を考えるという『俯瞰して物事を考える力』が養われました。
鶴岡だけ、というのではなく、山形県の中で見た鶴岡、日本の中で見た鶴岡、世界の中で見た鶴岡をイメージして政策を立てられることは、自分の強みだと思っています。」

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「鶴岡の強みはやはり地域資源が豊かなことだと思うんです。食はもちろんのこと、黒川能とか出羽三山神社とか、即身仏だとか、精神文化も優れたものがあります。地域資源があれば、そこに人が集まり、その人がまた地域資源に付加価値を付けて新しいものを生み出す相乗効果がある。鶴岡は、日本の縮図だと思うんですよ。鶴岡市にはやることがいっぱいあって、可能性を感じています。

『アクション』があってこそ人も動くし、関心も生まれます。鶴岡の人の強みをさらに生かしていくために、人と人。地域資源と人、地域資源同士を結びつけることは『新しい鶴岡の強み』に成り得る。これからは、『いかに繋いでていくか』が大事だと思っています。」

可能性を実感できる「鶴岡」にしたい。

「人の心が前向きになって、自分の可能性を信じられる。そして夢を実現できるという『期待感』がないと、市民はその街に対して『これから住んでいこう、住み続けていこう』という気持ちが不安になると思うんです。そういう意味では『鶴岡はこれから将来もっと伸びていく可能性があるんだ』という期待感を持ってもらいたい。『ワクワク感』が非常に大事だと思っています。鶴岡には素晴らしい地域資源があるのだから、常に新しいことが起きている、チャレンジしている人がいる、といった期待感とワクワク感が常に鶴岡市のあちこちで沸き起こっている。そんな街づくりをしていきたいですね。」

「本当の政治というのは、今ある枠組みでやれることを探すことではなくて、今ないものでも必要であるならば新しく作り出すことだと思います。今あるメニュ―からこれしよう、あれしよう、というのは、まあ、ある意味誰でもできる。そうではなくて、『自分たちはこれがしたい。そのために今、障害になっている規制があるなら使いやすく直そう。制度がないなら新しく作ろう』と動くのがまさに『創造性』だと思います。今ある枠組みの中で何かやろうと思っても、『新しい価値』は生まれない。私は政治を動かす『行動力』を大切にしていきたいですね。」

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