青木 賢
毎年恒例餅つきの朝 もち米と水
葉の落ちた幹に八の字形のあとが残るから「マルハチ」 名前の由来はそのようだけど、それだけでも覚えてもらうには十分である。
葉脈が好きで植物を撮り始めた。 人の血管に近い構造でとても生々しいところが好きです。
往復40km。運動不足の体にはキツかったが行って良かった。温室での撮影は自分がカメラを真剣にやり始めた頃によく通っていた。 異国にいるような不思議な空間なのに環境が整えられていて個人的には修行するための精神と時の部屋。
数年ぶりに一人で過ごすクリスマスをどう過ごすか色々考えたが結局写真を撮ることにした。
よくカメラをはじめたいんですけどカメラは何を買えばいい？と質問される。 この漠然とした質問に対して毎回同じように答えている。 あなたはもうカメラを持ってるし、そのカメラはおそらく結構高かったんじゃない？ そう、スマホである。 ここ数年スマホカメラの進化が著しい。 ほとんどのこと(一眼で撮ったようなボケる写真、写真の加工、SNSへの投稿)がスマホで完結できるのでかなり万能である。 そして新型のスマホはどんなに安くても新品のデジカメが買える値段はする。 この答えにはちゃんと理由が
3週間携帯を見てもいつも圏外。 かろうじて電波が入っても3Gで、画像の読み込みを待っているだけでカップ麺ができあがりそうだ。 電波を求めて熊のいる山を登ったのも今はいい思い出。運良く熊には会わなかったが狸には会った。自分には全く気づいてない様子でとても近くを歩いていた。基本的には人間もそうだが自分に危害がないのに他の人を襲ったりはしない、動物だって同じだ。 電波があれば熊に会った時の対処法や野生動物の習性などと検索していたに違いないが、百聞は一見にしかず。会えばわかる。 得
待ちたくないバス停
傘2本でいいんじゃない？
この風景を見つけた時に”止まるな”って自然に言われてる気がした。
空港で人を見送るのは何度やっても慣れないものだな。 どこかへ出かける時、その場で待つ方は行ってらっしゃいと言う。 どこかへいく方は行ってきますと言う。 それはほとんどの人が何気なしに毎日使う言葉だけれど、どちらの言葉にも無事に帰ります、戻りますと言う意味が込められている。 自分は今日から家に自分以外誰もいないので当分の間使わないかもしれないけど、次に使う時はもっと大切にこの言葉が使えるようになると思う。
昨日の撮影のあと、少し時間ができたのでサラマンカの旧市街を探索。 街にはストリートミュージシャンがいるので音楽を聴きながら歩く必要もないし、なぜか街の匂いが地元の植物園の温室の匂いと同じなので妙に親近感が湧いたというのは言わないでおこう。 話は変わるがなによりもヨーロッパの建築は美しい。壁に手を触れるだけで自分も歴史の中にいると改めて感じる。 そんなスペイン初日。
生まれてから片時も離れたことなんてないのに、自分のことをどれだけ理解しているだろう。 そんなことを考えながら自分を自分で撮影。 わかってはいたけど、自分のことが好きです。だって一度も離れたことなんてないんだから。
日本に帰って来ました。 と言っても2週間前です。 すでに会った人も会ってない人もいると思いますが、今軽い消化不良です。 学生の頃から憧れていた世界一周はあっという間に終わり、吸収したことを今消化しているところですが色々間に合っていません。 毎日世界を飛び回って色々感じている方はどうやって消化しているのでしょうか、もはや日常過ぎて何も感じないのでしょうか。 教えて欲しいくらいです。 もっと若いうちに海外へ行っておけばと今なら言えるけれど自分にとって今海外に行けて良かったなと
