本件、承認を、、、
今日は『有効性No.1の化粧品創造会議』。
この会議は、「特定の美容テーマに対して、世界一の有効性を発揮してる商品を世界から探し出し(探せる範囲で)、それを『日本の天然素材と日本の技術で上回る有効性化粧品を創り出す』事を目的にした技術創造の会議」です。
当社のとある開発マンがシワ改善のテーマに取り組んでいて、今日はその中間報告が行われました。そして次のステージに開発を進めるか否かを私がジャッジしなければなりません。
ちなみに、シワ改善分野の素材最高峰は何と言ってもレチノール(などビタミンA類)で、そのレチノールを用いたシワ改善分野におけるグローバルNo.1商品は資生堂の「エリクシールシュペリエル エンリッチドリンクルクリーム」です(当社評価)。
サティス製薬としては、これを超えないとなりません。
むちゃくちゃハードル高いんですけど、これを超えられないNo.2の品質なら世の中に出す必要などない!、と当社は考えていますから、僅かでも性能を超えたNo.1商品を創らないとなりません。
さてNo.1になれたのか、、、の報告を聞く前に、ベンチマーク品には無い、”使用直後のシワ改善擬似体験”の成果について報告がありました。塗布後20分で、表情ジワの面積約85%が改善された、という成果を得たとのこと。
おお!素晴らしい!
今すぐにいったんシワを目立たなくさせたい、というニーズに高い満足度が得られそうです。
その他、色々なエビデンスやメカニズム解説と共に、ベンチマーク品と比べての優位点が報告されました。ここまでの比較は全戦全勝、いい感じです。ただ、全戦全勝しているのは何もサブテーマ。勝たなければならないのはメインテーマである『シワの根本的な改善』です。
結果は、、、
すごい!!
同等!!!
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さあ、ここで私のジャッジ・タイム。
私たちは「特定の美容テーマに対して、世界一の有効性を発揮してる商品を世界から探し出し(探せる範囲で)、それを『日本の天然素材と日本の技術で上回る有効性化粧品を創り出す』事を目的にした技術創造」をしています。
だから、
同等ではダメなのです。
なので、こんなに優れた技術ではありますが、迷わず『不合格』としました。
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ここまで成果が出ているならばNo.1を装うこともできます、ベンチマークを超えたように見せることはサティス製薬の評価技術を用いれば容易い事です。それでかなりの売上げを作ることができちゃいます。
でもそういう事はやらないんです。
サティス製薬はそういう、、、
バカな会社なんです(^^)
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