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緩衝力

講義が終わった後、僕は質問したいが緊張で片付けが手につかなかった

他の人が個人的に講師の方へ挨拶をしている

ここで聞かなかったら一生このモヤモヤは残る

思いながらアンケートを記入し終わる頃には
会場は僕と講師の方のみとなり片付けをしている

「少しお時間よろしいでしょうか?」
僕は勇気を振り絞り質問させていただいた。

それは
天下の芳醇
という古書を
講師 杜氏 石川達也さんが4回に分けて解説してくれる講義だった

石川達也さんはドリアンパン学校ではお馴染み

僕にとっては雲の上のまた更に雲の雲の上の人

会ってみたくて、その講座に行っている

広島県の日本酒の専門的講座、
聞いている人の中には有名な蔵元の人も居る中、僕は座っていた

今日は緩衝力という言葉が出た

お酒の味は
辛い、甘い、キレとかの表面的な味ではなくて

どんな料理でも、その料理を引き立たせる味
という事だった
五味や包容力のあるお酒が
緩衝力があるお酒


科学的には緩衝脳と言われるが石川さんは、人間にも適応できる緩衝力と言われていた

塩を口にした時、唾液や血液でPHの調整をして体に馴染ます、それが緩衝力

そして、心で言えば
それはどんな人でも話せる包容力
であると言った

お酒で緩衝力を見るのは日本酒を水で割った時に味の変化をみるという事

そうする、そのお酒の味=緩衝力がわかると言う

質問はというと
「割る水はどんな水の方がいいですか、一回火を入れた水とか山水とかですか?」

また僕は好きな子にどんなシャンプー使ってる?と聞いてしまった。

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