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41歳の声変わり

41歳2ヶ月で声変わりした。
コロナ禍によるライブの無い期間、および声出し禁止ライブ期間を経て。約3年。全力で叫んだことがなかった。
わたしは一番好きなバンドのライブではメンコ(好きなメンバーの名前を呼ぶこと)とアンコールに命をかけていて、ちょっと叩かれるくらい常に絶叫してきた。アンコールは本編終わってからメンバー出てくるまで本当に絶叫する主義だ。レスが欲しくてやっているわけではないが、指差しとかされるとガッツポーズだ。
声出し解禁ライブ初回は、もう二度とメンコできないかもしれないと思い人生で一番メンコした。翌日は声が天龍源一郎になったが、3日程度で回復した。
ところが。
声出し解禁ツアーで。
天龍源一郎→回復を繰り返し、
5/22・23の2デイズを経て、ついに声が元に戻らなくなった。
元々女性としては声が低いのだが、低音と高音が出て、本来一番よく使っていた音域の音がかすれる。
おそらく声帯が損傷したのだろうが、ヴォーカルでも俳優でもないので、まあいいかと思った。大きい音はギターとアンプで出せばよい。かすれ声のメンコもなかなか迫力があるからいいかなと。

喋るたびに新しい声の自分が楽しい。
41年間聞いてきたのと違う声がするのが、生まれ変わったようで本当に楽しい。しかも、3年間メンコできなかった分全力でメンコした結果だ。バンギャとして本望である。

ただ、コピバンでコーラスできないことだけが唯一の問題である。

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