ひとり

ずっと一人で生きてるけど やっぱり独りは寂しいなと 口から零れた言葉は雫のように ぽたり水面に落ちて波紋を広げて やがて響いて届くかな誰かの元へ  “運命の人”とか言って 実際そんな人は空想でしか登場しない それがいるのなら本当にいるのならば なぜわたしは今も隣の空席を眺めてる?  ずっと一人で生きてたし これからも独りを楽しむし 人肌の温もりはとうの昔に置いて ぽたり水面に落ちたわたしの涙を どうか誰かその手で受け入れて  “赤い糸”未だに見えなくて 実際それは人の妄想でしか登場しない それは絶対無い本当に絶対無いのに なぜわたしは今も隣人を夢に見る? 

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