次世代Nintendo Switchのバッテリーが持つ時間を考察する

次世代Nintendo Switchのバッテリーが持つ時間を考察してみます

結論としては最低でも3~6時間程度に落ち着く、ユーザーが不満を感じることはあまりないのではないか、というところです。


1.次世代スイッチの参考になる製品

現在、Nintendo Switchを参考にしたと思われる携帯型PCは大量に開発、販売されています。その中である製品が今後の次世代スイッチを予想する上で参考になる物がありました。

それはGPD Win MINI 2024です。
(GPD Win MINI 2024を作った会社の方々、ごめんなさい。なおGPD Winシリーズはスイッチの発売前からあり、決してNintendo Switchを参考にしたわけではないと述べておきます。)

さて、このGPD Win MINI 2024のバッテリーが持つ時間を調べてみましょう。
えっと私が調べた限り公称で3~14時間…

このアーキテクチャで3~14時間だと?!

いや、ネットでは1時間で無くなるという評判も見ましたが、仮に1時間にしたってメモリ32GB、CPUがRyzen 7000の派生であるRyzen 8000でこのバッテリーの持ちは驚異的です。本来このアーキテクチャと性能は携帯に不向きであり、持ち運びすら無理なはずなのです。しかも他のOSと比べて高性能な分電力を多く消費してしまうWindows OSで動いているにもかかわらず、です。

2.おそらく次世代スイッチはさらに省電力性に優れるアーキテクチャとOSを採用する

まさにGPD winは凄い製品であり、これを作った製作会社であるGPD Technologyはとてつもない技術力を持つと言えますが、申し訳ないけどこの記事はGPD Winを褒めたたえる記事ではないので本題に戻ります。

上で書いたようにGPD Winは全く携帯性に優れていないアーキテクチャと性能でこれほどのバッテリーの持ち時間を実現しました。
ならば次世代Nintendo Switchはどうなるのか?

おそらく次世代Nintendo Switchに使われるアーキテクチャである次世代のTegraはRyzenと比べて更に省電力性に優れています(その代わり性能は低い)。とすればバッテリーはかなり持つはずです。
また、Windows OSより遥かに優れた省電力のOSを採用できるのでさらにバッテリーを節約できます。
(なお、現在のNintendo SwitchのOSはFree BSDをカスタムしたOSを使っていると言われています)

おそらく最低でも3~6時間は持つのではないでしょうか?
そして、スイッチのユーザーはこのバッテリーで不満を持つ方はそこまでいないでしょう。初期のスイッチは3~5時間でしたが、個人的にあまり不満は感じませんでしたし、ネットの評判もそこまで悪くありませんでした。

3.次世代スイッチはバッテリーによる性能不足には悩まされない


「次世代スイッチはバッテリーにより性能があまり上がらないのではないか」という懸念はあちこちのニュースサイトでありましたが、このGPD Winにより、その懸念はほぼ完璧に吹き飛びました。
繰り返しになりますが、本来携帯ゲーム機でとても不利なOSとアーキテクチャであるGPD Win MINI 2024でこれほどの性能とバッテリーの持ち時間を実現できているのだから、バッテリーにより性能面で不利になるとはとても思えません。

後、ネックになるのはもうコストだけです。

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