見出し画像

【写真家26】 立山・雷鳥撮影 The Guardian 雪解けの室堂!換羽の雷鳥に会いに行く!2022年6月

前回の撮影から2か月後の6月の雷鳥に会いに立山・室堂に行ってきた。換羽後の黒や茶褐色の雷鳥はそれぞれに美しかったが、オスは岩や石など高い所で縄張りを見張り、メスは抱卵の途中、わずかな時間をついてエサをついばんでいた。

この時期はまだ卵の羽化には早すぎるためヒナたちに合うことは出来なかったが7月初旬頃にはまた小さな命が元気な姿を見せてくれるので楽しみである。ぜひ近いうちにまた伺おう。

さて今回行ってきたのは6月の中旬。現地はだいぶ遊歩道を歩けるようになっていたが、とは言え2500mほどある山間部なので雪はまだまだ残っている。

今回はそんなことも考え、ある程度の準備をそろえていったので良かったが、それでも散策中に天候が急に変わってきたりして、雨にずぶ濡れになった。

ただそれが幸いして、今まで一向に姿を見せなかった雷鳥たちがあちこちで現れてくれたが、最初から雨であればおそらく散策には出かけずに部屋にこもっていたことだろう。上手く行ってくれて何よりだ。(笑)

メスが現れた。抱卵中のさなか、貴重なエサの時間だったのであろう。

そんなわけで夜の星の撮影(前回来た時に、次は必ず星を撮ろう!と決めていた)は期待していなかったのだが、これが何と9時頃にはすっかり晴れてくれて満天の星空の元で天の川の星景写真やタイムラプスも撮ることができた。この辺りは次回の動画で紹介したいと考えているので楽しみにして頂きたい!

感動の瞬間だ!!次回の動画「星景写真編」で!

iPhone 13 Pro Max大活躍!!

ところで今回は現地での動画撮影にiPhone 13 Pro Maxを多用した。13シリーズから新しくシネマティックモードが加わり、試してみようと言う事だったが、これがなかなかの優れもので、背景をぼかしてくれるので雰囲気が出る。

人物ならiPhoneまかせでもなかなか良い感じでフォーカスが合う。
フォーカスが人物から人物へ移り変わるのは、まさにシネマティックだ。

厳密に言えば、ぼかしフィルターがかかっているような感じなので、メインの被写体との境界線があからさまに加工感が出てしまう時があるのが難点ではあるが、それでも動画を撮った後で被写界深層度を変更出来たり(動画全体の変更になる)、フォーカス位置を変更できるので結構使えると思う。詳細は→「iPhone でシネマティックモードを使う」を参照。 上手く使って行けばYoutubeなどの動画撮影もさらに面白くなりそうだ!

と言う事で、今回も充実した滞在となった。参加してくれたフォトクラブのみんなも満足したとのことで何より。次回もまた有意義な撮影会にしたいと思う。楽し気な現場の様子をどうぞご覧ください!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?