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新コロな宇宙。(カレーの匂いに誘われるように夕闇を駆け出す)

5/23、土曜日。いよいよ真剣に書くことがない。お店の営業を元通りの6時〜2時にして3日目。特に情報を集めていないのもあるし、パラパラとツイッターをめくっても、大きな変化は何もない(ように見える)ので、書くことがない。お客さんはポツポツと来てくれはる。この期間中に何をしていたかの話。そして各々の新コロ観を交換し合うことにもなる。だが今のところ「新コロなど存在しない」という無茶な意見を掲げているのは僕だけのように思う。まあそらそうか。でもほとんどの人たちは「まあ大丈夫ちゃう?」というあたりで落ち着いているように思う。それが普通の感覚だ。それとも本当は「ない」と思っているけど口に出さないだけなのか??わからない。単に思考を停止させているだけかもしれない。そして怖いと考える人は、バーなんかに飲みに行かない。至極真っ当である。支持する。

「新コロなんか無い」ということを説得することは難しい。なぜならそれは僕がいったん自力で辿り着いた結論だからである。この結論は、自力で辿り着く以外に無い。だから人を説得できるとは思っていない。それでも僕も一応言うだけはポソっと言う。「まあコロナとかたぶん無いでしょう、第1波が無かった以上は第2波も無いっす」と。ただ何か別のことを言おうとしている比喩だと思われるか、頭がちょっとおかしくなったと思われるか、微妙な聞き間違いか、受け取り違いか、下手なジョークか、まあそのへんに解釈されると思う。単に脳の働きで聞き流されているかもしれない。だが「新コロなど存在しない」と、文字通りに僕は思っている。そこには比喩も隠喩も暗喩も、秘められた想いも隠された願いもない。新コロなど存在しない。それは周りをキョロキョロ見渡せばわかる。いつもすぐ目の前に真実は転がっているのだ。少なくとも今のところはそうだ。でもあまりそれを言いたくはない。僕も頭がおかしいとすすんで思われたいわけではない。ただ一匹のクラゲのように波間に紛れて、生きることを楽しみ、おもしろがりたいだけなのだ。実に。店は来週から本格的に通常営業のサイクルに入る。

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