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【不安】保護司の犠牲者がとうとう出てしまった・・

今日も良い1日だね。

こんにちは。
さとるだよ。

今回は少し重い気持ちでこの記事を書いている。


noteでも何回か書いているけど私はwebコンテンツ作成や自営業の集客サポートの生業以外に、保護司というボランティアの仕事をしている。


保護司とは
保護司は、保護司法に基づき、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員(実質的に民間のボランティア)です。
保護観察所の保護観察官と協力して、犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき、スムーズに社会生活を営めるよう、釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や社会に戻ってからの相談を行います。


社会に戻ってこれるように下準備を手伝ったり、定期的に会ってコミュニケーションをとり更生のお手伝いをするのが仕事という訳。

先日、保護司が●傷されるという痛ましい事件が起きた。正直、私は動揺している。


保護司になってから気がついた事がいくつかある。それは少し保護司の制度が前時代的な考え方に基づいていている事が多いという事。


例えば、定期的な面談は保護司の自宅に対象者を招いてするという事がイメージされている。


私が保護司になる時の研修のビデオでも、定年で退職したような年齢の男性の比較的大きな自宅に対象者が招かれて面談しているシーンがあった。


当時の私はアパート住まいで小さな子どもも2人いた。とてもじゃないけど、広さもそうだけど安全面を考えても家で面談なんてありえない。


もちろん、自宅で面談という規則ではないので、公共の施設を使ってもいい。(費用は自己負担)


私は自宅で面談をした事は1度もない。対象者に合わせてショッピングモールや公園など人が多いところで会うようにしてきた。

もちろん、対象者を疑っている訳ではない。ふりかえっても今までの私の担当した人でそんな事をしそうな人は一人もいない。でも、それはたまたま何もなかっただけとも言い換えられる。


保護司という仕事は「性善説」を前提に出来ている。


保護司は古い考えのもと、あまりにも無防備だと思う。保護司は成り手が減少して高齢化が進んでいる。高齢の保護司に対しての暴力などが今後ないとは絶対に言えない。

新しい被害者を出さないためにも、国は早急な制度見直しをしないと、取り返しのつかない事になると感じている。


noteの記事にはふさわしくないけど、保護司の現状を少しでも理解してほしくて今回は書きました。嫌な気持ちにさせてしまったらごめんなさい。


亡くなられた保護司さんの御冥福を心よりお祈りいたします。


最後まで読んでくれてありがとう。
また明日。



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