![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80012159/rectangle_large_type_2_d3ee35e59e5ec2d27d92b4449ff9dfce.jpg?width=1200)
セミナー資料集! 観光ガイドの職能とリスクマネージメント
セミナー資料集!
観光ガイドの職能とリスクマネージメント
私が依頼されて講師を務めたセミナーの資料
を紹介します
登山ガイド系についてのセミナーや研修・講
習会ではnoteに記載されているものを使用し
ていますがこのマガジンではそれ以外のもの
を記載します
私の信念はガイドを増やすことで地球環境の
保全をする事です
セミナー資料集!
観光ガイドの職能とリスクマネージメント
◇まず、はじめに
職能とは仕事内容
(提供する行動やサービスの事)
・・ガイドをするにはどのような能力や技術
が必要なのか?・・
リスクマネージメントとは
(安全管理の事)
安全を管理するために予防と対処が必要
1観光ガイドの職能(仕事内容)について
◇観光ガイドの仕事内容は何んなのか?
<登山・山岳ガイドの7つの職能>
1安全管理
参加者の安全を管理するための知識と
技術です
2行程管理
ガイドツアーを予定通りに管理する知識
と技術です
(安全管理と密接に関係します)
3自然解説
参加者に対し、自然生態系その他の情報
を解説するための知識と技術です
4サービス・ホスピタリティ
加者に対し、喜んで頂くためのサービス
やホスピタリティの知識と技術です
5環境保全活動
ガイドツアー中に環境を保全するための
知識と技術又はガイディング方法です
6情報提供
ツアー参加者に対しサービスとしての情
報提供の知識と技術です
7企画・立案・連携
ガイド活動を円滑にするために必要な企
画・立案・連携の知識と技術です
(質問)
・皆様が興味があるものは何ですか?
・一番不安なものは何ですか?
・一番苦手な事は何ですか?
「最後にお話しします!」
2リスクマネージメント( 安全管理)
◇ガイドの安全管理におけるおおまかな義務
(ツアー中、注意する事は何か?実行しなけ
ればいけない事)
□注意義務
危険に対して注意する義務
□配慮義務
危険に対して行動を配慮する義務
□危険を予測する義務
危険を予測する義務
□救助・搬送する義務
負傷者を救助・搬送する義務
・・業務上過失・・
◇危急時に行わなければならないことは何か
(対処法)
救急法やAEDの取り扱いは必修である
できないでは済まされない
→ 指導者責任・社会的な責任
◇出発前の準備として
<ツアー参加者に事前に連絡すること(例)>
(共有情報)
□当日の予想気温 ( )度C
□トイレの場所や間隔
□危険箇所について
( )
<お客様に確認しておく事>
□健康状態 ( )
□持病・常用薬 ( )
□最近の負傷箇所 ( )
□ひざ痛・腰痛について ( )
□日頃の運動について ( )
□その他心配なこと ( )
※個人情報の取扱には注意しましょう。
3今後必要となるリスクマネージメント
国内は高齢化社会です
ツアーに参加する方のほとんどが高齢者と
なる可能性が高いです
又、案内するガイドの方も高齢者です
「高齢者が高齢者を案内する時代に突入」
しています
◇高齢者向けガイディングのスキル
(準備)
□あらかじめ関節の痛みがないか聞いておく
□常用薬の飲み忘れがないか問う
□軽いストレッチをしっかり行う
□出来るだけハードなルートを避ける
□十分なクッション時間を設ける
(ガイディング中)
□トイレの回数を多くする
(時間を多くする)
□とにかく無理させない
□こまめに休憩する
□出来るだけ正面で話す
□出来るだけ低い声で細切れで話す
□注意トークは何度も繰り返す
(コミュニケーション)
□顧客の発言を許容する
□出来るだけ話し相手になる
□知的好奇心を刺激する事を意識する
(他)
□補聴器を活用する
(危険箇所)
□転倒させないようにサポートする(ヘルプ)
□バランス保持のため全力を尽くす
●実践
・転倒防止の効果的な準備体操
・ストックの使い方
・ハーネスによるサポート
・ハーネスとスリングによるサポート
END
Just do it!
最後までお読みいただきありがとうございます
心から感謝いたします
「幸運を祈ります!」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?