イケ!イケ!レッドイーグルス(捕手のささやき2)

 ストライク大会に出場し、優勝してバットやグローブ、スパイクなど野球道具一式をもらった誠司。家に帰るも、家には誰もおらず、景品を玄関に置き、遊びに出かけました。遊びが終わり、夕方、家に帰ると、母親の第一声「誠司、この野球道具どうしたの?」と怒声。誠司がストライク大会のことを説明しても信じてもらえず、平沢さんに電話して、やっと信じてもらえたという、後日談があります。グローブ、バット、スパイクと買ったら同時でも3万円くらいのものでしょう。そりゃあ親もびっくりするわけです。それくらい、誠司の優勝は快挙なことでしたし、今後の野球人生に影響する優勝だったのです。これは、また、この後の物語で。

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