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信用創造を正確に理解する銀行員は全体の何パーセントいるんだろう?

私が、ライフワーク?とも言えるほどこだわるテーマ。それは、

信用創造

です。過去にはこんなマガジンも出しています。

信用創造とは銀行融資によってお金が生み出される仕組みのこと。
問題はその仕組みの説明が2通りあり、有名な方の説明が完全に間違っていることです。

【有名で間違っている説明】
銀行は預金者から預かったお金のうちの一部を別の誰かに貸し出す。その操作を続けることで預金は増えていく。これを信用創造という。

【マイナーで正しい説明】
銀行が融資を行った時、新たな預金が生まれる。これを信用創造という。

という感じです。
お金をまるで金貨の代替物という感じで実体のある『モノ』のように考えると、信用創造の理解が難しくなります。

お金は生まれ、流通して、消滅する

ということを複式簿記の知識とともにじっくりと頭の中で咀嚼すると、そのうち理解できるようになります。

近年は大学入試共通テストで正しい信用創造の問題が出題されたりですとか、参議院議員の西田昌司さんが国会で取り上げて下さったり、、など信用創造に関する正しい理解が普及してきているのですが、肝心の

銀行員が信用創造を理解していない

という現実があります。本業でやっている人たちが、信用創造の誤った理解を強化するのは本当に問題だと思っています。

そんなこともあり、社内SNSでの発信の準備を急がねばと思っています。
おそらく、社内的にもかなり物議を醸すVivaEngageコミュニティが生まれると思います。

さて、攻撃開始まで秒読みです 笑
どうなるでしょうか。


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